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ゼブラゾーンを通行不可と誤認識。勘違いしている人が続出…あなたは分かりますか?

2017/12/11 UPDATE
 
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ゼブラゾーンとは

進入禁止という規則ではないので意外かもしれませんが

導流帯(ゼブラゾーン)走行は違反・違法ではなく

当然走ったとしても一切お咎めありません。

また、混雑のため車両がゼブラゾーン上で待機する行為も合法です。

(ただし、進入を禁止する為のポールが立っているものを除きます。)

このゼブラゾーンの目的は直進車が

間違えて右折レーンへ侵入してしまうことを防止

するために設置されたもの。

法律的には「道路標識、区画線および道路標示に関する命令」

に規定されました。

ゼブラゾーンを通行不可と誤認識している危険性

ゼブラゾーンは

「車両の安全かつ円滑な走行を

誘導するために設けられた場所であること」

を示すための指示表示であり、

道路交通法上の交通規制を表す表示ではありません。

それどころかゼブラゾーンを避け、

ゼブラゾーンが途切れたところで右折レーンに入って来た車と

手前からゼブラゾーンの上を走ってきた車が接触してきた場合

その過失割合は

「進路変更した側が70:後続車が30」

とゼブラゾーンを避けて進路変更した方が過失が高いという

判例が基本になっています。

しかし、多くの方がむやみにゼブラゾーンに入る場所ではないと認識し、

ゼブラゾーンから車は走ってこないと思い込んでいます。

(ここで改ページします)

ゼブラゾーンが誤認識されている理由

なぜ、このような誤った認識が多くされているのか・・・

それは自動車教習所でゼブラゾーンに進入してはならないというニュアンスで

指導しているケースが多いからです。

なぜこれを避けるように説明が行われているのかと言えば、

ウィンカーを出すタイミングが車両変更の3秒前、

右左折するタイミングの30メートル手前ですので

その道路に応じた適切な速度で走行し、上記を尊守した場合、

ゼブラゾーンの上を通る状況というのは

あまり想定できないという理由からとのことです。

また、一説によるとゼブラゾーンを通行することで

白線が消えてしまうからだとか・・・

こちらはあまり信憑性がありませんね。

いずれにせよ、ドライバーの立場としては

中途半端な表示になっており、

ゼブラゾーンの上を走る車とゼブラが消えてから右折車線に入ろうとする車が

混在する状態であることは間違いありません。

もし、自分がゼブラゾーンを通っている場合は

自分の前に車両変更する車両もあるかもしれないと考えて

注意しながら通行するのがベストですね。

ネットでの反応

・ややこしい話だな。
個人の認識差が事故を誘発させる可能性の1つになる訳だから、
ゼブラゾーン消して、交差点の30メートル手前の路面に右折専用レーンって書いておいたらどうかと。

・ブラ以前に、ウインカー出さずに右折レーンに入るバカが多いのが問題
右折左折寸前にウインカー出すバカどもを検挙しろ

・イヤー勘違いしてた~

・何の為にゼブラゾーンにしたか意味不明なことが多いな
出典:

コメント

1
  • 1. tario
    2018-07-21 11:44:33 [通報]
    事例の事故した後輩がいますが、導流帯に沿った後輩の過失割合は2割で、導流帯無視して直線してきた車の過失が8割でしたけど。結局は当たった状態によって変わるだけですね。後輩の場合は、後輩の車のリアバンパーに追突された形。これが直線車の側面に当たっていたら違う過失割合になっていると思います。

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