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日本で実際に起こった、パワハラ事件5選

2017/12/04 UPDATE
 
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1.静岡労基署長日研化学事件

MRとして勤務していたKさんが、直属の上司「F係長」から以下のような暴言を受け、精神障害を発症し自殺。

・存在が目障りだ、いるだけでみんなが迷惑している。

・お前のカミさんも気がしれん。お願いだから消えてくれ。

・車のガソリン代がもったいない。

・お前は会社を食い物にしている、給料泥棒。

・肩にフケがベターとついてる。お前病気と違うか。

まるで子供のいじめがそのまま大人になった感じの暴言で、自殺まで追い込まれたというのは、もはや犯罪。



2.前田道路事件

不正経理を行った「従業員Aさん」に対して「上司Y」が叱責。

その後、もともと達成困難な計画未達について、誰の目から見ても落ち込む様子が、見て取れるまで叱責。

最後は「会社を辞めればすむと思っているかも知れないが、辞めても楽にならない」の発言などにより、うつ病を発症。

その後、Aさんは自らの命を絶ってしまった。

これも精神的に追い込まれてしまった結果であり、仕事を辞めても楽にならないというところが、被害の大きさを物語っている。

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3.川崎市水道局いじめ事件

川崎市の水道局に勤務する「Aさん」に対し、課長・係長・主査の3名が、Aさんに女性経験がないことや、Aさんの容姿について嘲笑する。

さらに、主査が果物ナイフを Aさん に向け、振り回すようにしながら「今日こそは切ってやる。」などと脅すような行為を、執拗に繰り返す。

言動の中心は主査だったが、課長、係長も主査が嘲笑したときには、大声で笑って同調。

Aさんは精神的、肉体的に苦痛を受け、最後には自殺する。

この事件は複数人に精神的に加えて肉体的苦痛も受けていたため、そうとうなショックが大きかったのだろう。

4.トヨタ自動車パワハラ訴訟

デンソーからトヨタに約1年間出向することなったKさんは、出向先のトヨタで、上司から他の社員がいる前で「使い物にならない人はいらない」と発言される。

また、余裕の全くない過密かつ重圧のある環境で、長時間の残業を強いられ、うつ病を発症し約2カ月間休職。

その後、デンソーに復職したが、うつ病が再発し約6カ月間休職。

Kさんはうつ病発症の原因として、トヨタとデンソーに対して損害賠償を求める裁判を起こす。

この事件は、多くのブラック企業が似たような事例が多い仕事をするうえで、長時間の残業など労働基準を大きく満たしていない企業は今一度、見直すべきだと思う。

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5.ヤマト運輸子会社のパワハラ訴訟

ヤマト運輸子会社の社員であるTさんは、上司Wから起立した状態で2時間にわたり叱責を受ける。

同じような叱責は月に何度も上あり、残業は約80時間に及ぶ。

その結果、新入社員歓迎会で脳梗塞を発症し命を落としてしっまた。

その後、遺族が「過重な業務と上司のパワーハラスメントで脳梗塞を発症した」とし、会社に対して損害賠償を求める裁判を起こす。

こちらも、企業側の圧力などに、耐え切れず病気にまでなり命を落とすことになってしまった。

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