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リオ五輪でも続出!卓球の「帰化中国人」選手に批判の声

卓球の試合を見ていた視聴者からは、こんな声が寄せられているという。それは「どこの国にも、中国人が多すぎやしないか?」というものだ。
2016/08/20 UPDATE
 
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日本人選手のメダルラッシュが続くリオ五輪。17日未明には卓球女子団体が銅メダルを獲得し、2大会連続のメダルとなった。男子団体も銀メダル以上をすでに確定していて、日本の実力を世界に見せつけた形だ。

そんな中、卓球の試合を見ていた視聴者からは、こんな声が寄せられているという。それは「どこの国にも、中国人が多すぎやしないか?」というものだ。

■シンガポール代表は3分の3で中国女子

たとえば、強豪ドイツ代表女子は、3人中2人が帰化中国人。その他にも、アメリカ・オーストラリアなど多くの国で見られ、とくにシンガポールは全員が中国出身である。

たしかに、中国は卓球の強豪国として有名。そこで代表に入るのは至難の業であり、外国に帰化したほうが本人にとっては好都合なのだろうが……「一体、なんの代表しているの?」と納得できない人は少なくない模様である。

また、中にはこの件を通じて中国に不信感を抱いてしまう人も。

■隣国・韓国では「帰化」を却下

一方で、このような帰化や養子縁組に対して裁判所が「NO」を突きつけるケースも増えているようだ。たとえば隣国・韓国のソウル家庭裁判所は今月、韓国人夫婦による中国国籍の卓球選手(10代)との養子縁組申請を却下した。

現地新聞の報道によると、韓国人夫婦は今年初旬、国際大会に出場させることを目的として、19歳の中国人女子選手との養子縁組を申請。

しかし、家裁は国際大会への出場のために、国籍を取得をするという行為を疑問視。選手が恵まれた家庭で育ち、本当の両親と不仲でもないことや、原告夫婦とも競技以外での接点がないことなどを指摘した。

冷静に考えて今回の一件は「養子」などではなく、「偽装」そのもの。韓国卓球界が組織ぐるみで工作していた可能性もあり、もしそうだとするとスポーツマンシップからは程遠い。

五輪は普段対立していたり、緊張関係にある国同士の距離が縮まる場のはずだが、「帰化問題」が原因で印象が悪くなるのはもったいない話だ。

人種や国籍という、繊細な問題だけに議論が難しいが、今後世界がもっと国際化していくことを考えると、どこかで納得のいく線引が必要になるだろう。

出典: しらべぇ

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