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【さくさく読める】短いけれど怖い話〜厳選短編集まとめ〜 PART4

もしかして、ついてきちゃった?
2016/08/16 UPDATE
 
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人形の顔面が外れ、中にスポッと

自分が小学生のとき体験した話です。

小学校の裏に小さな山があって、そこには地元では有名な神社があり、学校の帰りにいつも友達とかくれんぼなどをして遊んた。

日が暮れてかくれんぼも終わり、友達と集まっていると、ふと神社のお賽銭の箱の隣あたりに古い女の子の和人形が置いてあることに気づいた。今考えたら供養か何か意味のある人形だと思う。

友達と「こえーなぁ~」とか言いあっていたのだが、俺が友達に勇気を見せてやろうと、その人形に石をなげたのだが、なんと一球目が見事命中。

あろうことか、人形の顔面のど真ん中にあたり、カパッと人形の顔面が外れ、人形の中にスポッと入ってしまった。

人形は顔面が真っ黒(穴が開いてるため)になり尋常ではない雰囲気になってしまったので、友達とみんなでうわーーーっ!!て叫びながら逃げ帰った。

家に帰ると、子供だからということもあり、すっかり忘れて、テレビを見て、夕飯を食べた。そのときにはすっかり、あの人形の事は忘れてしまっていた。
夜も遅くなり、さて寝ようと布団に入った。俺の家は母子家庭だったため、母親と二人で隣同士で寝ていた。

どれくらい過ぎたかわからないが、夜中に小さな小さな声で目が覚めた。

「ねぇ・・ねぇ・・ねぇ・・」

と隣の母親の声がする。母親は向こう側を向いて寝ているのだが、なにか俺に声をかけているのかと思い、

「なに?」

と言っても、

「ねぇ・・ねぇ・・ねぇ・・」

とこっちを向かずに、向こう側を向いている。小さな声でささやくので、怖くなって、(怖いからシーンとしてるのを紛らわすため)

「なに!お母さん!」

と言って肩を叩いた。母親が、ん…と、うなされるようにくるっとこっちを向くように寝返りをうった。あれ、寝てたんだ。今の声は寝言なのかな、と思った瞬間、

ガンッ!!!と、

何かぶつかるようなものすごい音が母親の顔から聞こえ、

ガコッ!

と母親の顔が髪の毛とか輪郭はそのままで、まるで昼間の人形のように、顔の部分だけ丸くへっこみ、母親の顔が奥に落ちた。母親の顔に穴があき、その穴から

「これどうするの」

という声がした。

うああぁぁぁぁあっ!!!

と、その瞬間、何も考えることなく気を失った。

朝になると、普通にいつもの朝になっており、母親もおきて、朝ごはんを作っていた。あれは夢だったのか現実なのかわかりませんが、人形が怒って出てきたのかなと思っています。

人生で一回だけ自分が体験した怖い話でした。以上、下手な文章ですみませんでした。
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QRコードにまつわる気味が悪い話

一昨年くらいの話なんだけど、近所の塀に変なモザイク模様の落書きが散見されることがあった。

多分紙とか切り抜いて上からスプレー吹いて壁に転写したんだろう。そういう手口で量産されるコーヒーのBOSSの顔や阿部さんの落書きとかニュースで見たことあったし。

で、肝心のそれは遠目からみると黒いシミなんだけど、近くでみるといかにもな感じ。iPhoneのアプリに読み込んでみたらやはりQRコードだった。

URL繋いでみると解像度小さい動画で、それぞれの落書きの場所の夜の風景を撮ったもの。30秒くらい。ちなみにURL見た限り、どの動画の置き場もなつかしいことに鳥だった。


全く意図不明だし特に事件性もないので(落書きは軽犯罪だけど)放置した。

で、そんな落書き巡りをしてから一週間後くらいに、自宅脇の電柱にも同じ落書きがされてたのにはちょっと寒気がしたね。

たまたまだと自分に言い聞かせながらQRを開いたら、昼間の明るい映像で、今回初めて人間が映っていた。

動画はコロコロと場面を切り替えていたが似たような内容で、毎場面様々な人が、皆一様に壁に向かって携帯をいじっているシーン。

ただしどのシーンでも壁を指差してる同一人物がいて、その横でもう一人がケータイをいじっている。ケータイをいじる人間の中には自分もいた。”指差してる奴”がすぐ横にいた。

きっとそいつが仕掛け人なんだろうが、落書き巡りしてる時の俺はこんな奴は見てない。

気味が悪かったんでしばらく戸締りには気をつけた。

本当に意味が分らないんだが、一応書いてみる。

本当に意味が分らないんだが、一応書いてみる。短い話。

車に携帯を置き忘れて仕事に行った事があったんだが、その時に限って母親が電話をかけてきたらしいんだ。

だけど俺は仕事中で、しかも車の中に携帯を置いてあるわけだから、電話に出る事は不可能。俺が仕事から帰ると母親が変な事を言いだした。


「あんたなんであんな暗い声で留守電の声入れてるの?」

俺は留守電自体、設定していないし、なに?暗い声って。誰にかけたの?って言ったら、

「いや、絶対あんたにかけた。「〇〇(←俺)です。ただ今電話に出る事が出来ません。」って、めっちゃ暗い声で言われた。」

っていうんだよ。

もちろん俺はそんなの設定はしてないし、でも着信履歴はちゃんとあった。

怖いかどうかわからないけど、自分的には少し怖かった。駄文失礼

【鳥肌が立つ話】顔を半分覗かせる少女

後輩に聞いた話。

後輩は4人兄弟で、体験したのは1番上の兄貴。その兄貴が小学校低学年の時の話。

その日、兄貴は友達数人と近くのグランドで野球をして遊んでいた。グランドの周りは雑木林になって薄暗かったそうだ。野球をしていた兄貴がふと雑木林の方を見ると誰かがこっちを見ていることに気づいた。

よくみると、それは自分たちと同じ歳位の女の子で、木の陰から顔を半分だけ覗かせてこっちをじっと見ている。

知らない子だったが、ずっとこっちを見ているので、一緒に遊びたいのかと思った兄貴は、友達と相談して女の子に声をかけ、仲間に入れてやろうということになった。野球を中断し、みんなで雑木林の方へ行くと

「一緒に遊ぼうよ」

と相変わらずこっちを見ている女の子に声をかけた。すると女の子は木の陰に顔引っ込めて隠れた。

兄貴達は女の子が恥ずかしがっているのかなと思い「ねぇ」と声をかけながら木の陰を覗き込む。しかしそこには誰もいなかった。

「あれ?」

おかしいなと思いながらあたりを見回すと、別の木の陰からさっきと同じように顔を半分出した女の子がこっちを見ている。

兄貴たちはまた声をかけながら女の子の方に近づいていった。しかし女の子はまた木の陰に隠れてしまう。

またみんなで木の影を覗くが女の子はいない。そしてまた別の木の陰からこっちを見ているのに友達が気付いた。

兄貴たちが近づくと顔を引っ込め、木の陰を見ると誰もいない。しかも女の子が移動する瞬間は誰も見ておらず、いつの間にか別の木にいる。

そんなことが何度も続き、兄貴たちはだんだん気味が悪くなってきた。そのうち誰からともなく、もう帰ろうということになり、女の子はほっといて帰る事にした。
帰り道、さっきの子気持ち悪かったな、などと話していると友達の1人が急に叫んだ。そいつは後ろを見て

「あれ!あれ!」

と何かを指差している。みんなが後ろを振り返るとさっきの女の子が電柱の陰から顔半分だけ出してそこにいた。

気味悪さを通り越して怖かった。それは友達も同じだったようで

「逃げよう!」

誰かが叫んで走り出そうと前を向くと、今まで後ろにいたはずの女の子が前方の電柱の陰から顔を半分出している。

ありえない。これは人間じゃない。

兄貴たちはパニックになり悲鳴を上げてばらばらに逃げ出した。

兄貴は目をつぶって電柱の横を走り抜け全速力で家まで帰ると、押し入れの中に逃げ込み、親が帰ってくるまでずっとそこで泣いていた。

「家に入る瞬間、振り向いたらまたいたんだよね。電柱の陰からこっち見てた。」

その後、この女の子を見た事はなく、この一回だけらしい。遊びたかっただけなのかも知れないが、顔を半分しか出さないのに何か意味はあるのかな?と想像すると結構怖い。

【変な記憶】じゃあ自分は誰と遊んでいたのか

小さい頃の話なのでかなりあやふやで、今にも忘れそうなので書き溜めてもいないが投稿。

多分小学に上がる前くらいの話。近所には一緒に遊ぶような友達もいなかったのだが、Yというお姉さんともう一人イニシャルも覚えていないがお兄さんがいた。

Yさんの事はなんとなく顔も覚えているのだが、お兄さんのことはついさっきまで忘れていた。


妙に気になって、母親と父親に昔の話をしたが、Yさんの事はよく覚えてくれていたのだが、その俺が遊んでもらっていたお兄さんのことは全く知らないという。

でも母親が

「昔、よく公園で一人で遊んでいたとき、まるで誰かと遊んでいるようだった事が思い返したら何度かあった気がする。」

と言っていた。また、俺は全く記憶にないのだが

「夜に公園に行きたいと凄くせがんだ時があった。約束約束と言っていた。」と。

実際には近所のお兄さんに遊んでもらっていたのかも知れないが、俺はもしかしたら、何かこの世のものではないものと遊んでいたのだろうか。

【恐い…】鈴木さん?「違います」じゃあ誰?

知らない番号から電話が来ておばさんの声で「鈴木さん(仮名)?」って聞かれた。でも自分は田中(仮名)。

「いいえ違います」

って答えたら

「じゃあ誰?」

って言われてびっくりしたし、少しイラッときたから

「誰って、言いませんよ。しかもいきなり失礼じゃないですか」

って言ったら電話が切れた。
なんだろう、と思っていたら数日後にまた知らない番号(多分↑の時と同じ番号)から電話がきた。出てみたらまた同じおばさんが

「鈴木さん?」

って聞いてくるから

「違いますよ」

って言って切ってその番号を拒否した。


そして一週間くらいたってから今度は別の知らない番号から電話。最近変なの多いなぁ、と思いながらとりあえず無言で出たらあいつ。

「鈴木さん?鈴木さんでしょ?」

て謎に嬉しそうに言ってきた。もう気持ち悪いし無言で切る。そしたら今度はすぐにかかってきた。驚いたけどいい加減腹が立ったので注意しようと思って出た。

「あっ鈴木さん?鈴木さんだね?」

また謎に嬉しそうな声。

「ちゃんと見てかけて下さい。違いますって。何回もしつこいですよ。」

って怒りながら言ったら、そのおばさんが男みたいな低い声で

「うん、だって田中だもんね」

って言ってきて電話切れた。すごく怖くてその後しばらく電話来るたびにビクッてした。

サービスエリアの怪

俺が高校生の時の話。

俺はその日、母と二人で父の実家へと向かうために高速道路を走っていた。途中俺はトイレに行きたくなり、一番近かったサービスエリアに停めてもらった。

停まってもらってから俺は用を足すためにトイレへ。母は運転席で伸びをしていた。用を足して車に戻り、助手席側のドアを開こうとしたがなぜか開かなかった。「?」と、ガチャガチャしていると母がそれに気づいて鍵を開け、そのまま中に入る。

「なんで鍵閉めたの?」


すると、母は困った顔をして俺に鍵を渡してきた。また?となり、どういうこと、と聞こうとしたその瞬間。

「ガチャ」

勝手に鍵が閉まった。はい?と思いながらスイッチを押して開けるが、「ガチャ」と、数秒してまた閉まる。

「あんたがトイレに行ってからなんかおかしいのよ。多分あれもなんだろうけど」

母は渡した鍵を差してから、サイドミラーを指さす。見るとそこには水たまりができていた。

「ここに来るまでずっと晴れてたのに、水たまりなんておかしいでしょ。しかもどんどん大きくなっているみたいだし、形が…」

なんといえばいいのか、水がどんどん広がっていって、その形が猫のような狐のようなそんな形になっていくのが分かる。耳までしっかりとわかるほどくっきりしていた。

「出ようか。なんか気味悪いし…」

「せやな」

母の一言にうなずいて、母がエンジンをかけようとたその時、

ブウウウウウゥゥ!!

防犯用のクラクションが鳴りだした。防犯用のクラクションは車の鍵が掛かったままドアを開くとなりだす仕組みで、鍵を開けるまで鳴り続けるというもので、一回経験のあった俺は、すぐに鍵を開いてそれを止めた。

「なんなのよ!!」

「まずは出てからにしよう」

母もその言葉に顔が引きつっていたが、うなずいて恐る恐るエンジンをかける。今度はクラクションは鳴らず、そのままサービスエリアを出る。

「ひい!!」

サービスエリアを出てすぐ母がバックミラーを見て硬直した。そこには白い着物を着た髪の長い女が立っていた。

それ以来、車に似たような現象が起こることは一切なく、あの時実は、心霊体験という非日常体験に興奮した俺は、何度か立ち寄ろう、と持ちかけるがすごい形相で断られる。

今もそのサービスエリアは普通に稼働しています。

拙いうえに長くなってすみません。

男「あのぉ途中まででも乗せてくれないですか?」俺「いや、逆だから。悪いけど」

「あのぉちょっと道を教えて欲しいんですけど。」

深夜0時頃、コンビニに入ろうと車から降りたところで声を掛けられた。後ろ髪が長い金髪、白いシャツとジーンズで微妙にヤンキーっぽい感じの若い男だ。

「いいですよ。どこに行くんですか?」

コンビニの中で聞けよとは思ったが、まあいいかと答えた。


男「すみません。〇〇〇に行きたいんですけど。」

俺「えっ?〇〇〇?」

男「わかりますか?」

俺「あ、うん。わかるよ。」

男「ここからどのくらい時間かかります?」

俺「そうだなぁ、車で30分くらいかな?」

男「歩きなんですけど。」

俺「え!歩いていくの!?二、三時間は掛かると思うよ?」

男「大丈夫です。行かなきゃいけないんで。」

俺「そ、そうなんだ。じゃこの道路を北に真っすぐいって…」

俺が一通り道を説明すると男はありがとうございますと、なぜか深々とお辞儀をするように頭を下げた。

俺「あっ!」

思わず声が出た。おじぎした男の後頭部に逆さになった女の顔がある。男が頭を上げるまでのわずかな時間だったが、上目遣いの白い女の顔が後頭部にお面を被った様な形で張り付いていた。

「あ、気を付けてね。」

と言って思わず出た声をごまかした。若い男は俺に背を向けて道路を歩きだす。その後頭部に顔はあった。
金髪の長い髪、白い無表情の女の顔がみるみる嫌な笑い顔になる。見たらダメなやつだと思った俺は急いでコンビニに入った。

怖い。飲み物とお菓子を買って支払う時に手が凄く震えてるのに気づいた。店を出て車に乗りエンジンを掛けたとき

コンコン

ビクッとなった、叩かれた窓を見ると、さっきの若い男がいる。心臓が飛び出るほど驚いた。ふーっと呼吸を整えて少しだけ窓を開け

「何?」

と聞くのが精一杯だった。

「あのぉ途中まででも乗せてくれないですか?」

若い男はボソボソと言った。冗談じゃない。さっきのを見て乗せれるわけがない。

「いや、逆だから。悪いけど。」

絞りだすように言ったと思う。断ると男はそうですか、と言って歩き去っていった。もう男の後ろ姿を見る勇気はなかった。

男が行きたがってた〇〇〇は地元で有名な心霊スポット。山の中で夜中に1人で歩いて行く様な所じゃないんだよ。

何だかわからないけど、男が行きたいのか、女に操られてるのかどっちなんだろうな?俺も誘われたのかと思うとゾッとする。

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