情報をまとめて創造するキュレーションメディアです

【もうひとりで暮らせない】一人暮らしが怖くなるほどおそろしい怖い話

トイレに行けないのも怖いけど、もうアパートに行けないのも怖い。
2016/08/09 UPDATE
 
964 views
  • 窓を舐めるおじさん

  • 昔住んでたアパートのこと。

    ロフト付き木造の1階、日当たりもまあまあで3年ほど住んでたんだ。

    風呂トイレ別、リビング、ロフト、廊下にキッチンの、フツーの一人用住宅って感じ。窓の外は空き地だったけど、引っ越す直前にはまたアパートが建つみたいだった。

    引っ越す原因を話すと必ず笑われるけど、霊感(霊体験共に)ほとんどない俺にはスゲー衝撃的な出来事だった。

    今からでいえば5年くらい前の12月くらいだったかな。寒くて毛布にくるまって寝てた。

    トイレに行きたくて起き上がったんだが、ロフトの天窓にチラチラ映る影が見えたんだ。よーく見たんだが、どうにも人っぽいから、泥棒だったら懲らしめないとって思ってロフトに上がって窓を見上げたら・・・
  • ハゲたオッサンがペロペロ窓を舐めてるんだよ。内心、は?って思ったし、尿意が引っ込んだ。

    怖いとかいう以前にキモチワルイし、上半身裸のハゲたオッサンがずっとペロペロペロペロ窓を舐めてる。

    フザけんなと思って窓にゴミ箱を投げつけたら、ニタァーって笑ったあと、またすぐにペロペロ舐め続けてる。

    気持ち悪くて警察を呼ぼうと思って、携帯を探してたらそのオッサンが消えてた。

    ムナクソ悪い出来事だったし、またきたら今度こそ警察呼んでやろうと思って天窓を睨みながら待ってたら、いつのまにか朝になってた。

    窓にはナメクジが這ったような跡が窓についてて全身に鳥肌がたった。

    とりあえず仕事に行って、次見かけたら警察に言ってやろうと思って天窓をたまにチラチラ意識することがあったが、それ以来オッサンを見ることはなかった。

    その日から1年くらいたって、アパートで来週から外壁の塗装をするってチラシが入ってて、そういえば天窓、ずっとテラテラしたまんまだったな、ついでにそうじしてもらえないかな、なんて思いながら仕事に行った。

    そっから普通に生活してたんだが、ある日帰ってくると、その塗装会社?から手紙が入ってて、内容が

    「窓に汚れがあったのですが、中心が削り取られたようにヘコんでいます。このままだと割れる恐れがあるのでガラス交換をオススメします。」

    と、こんなことが書いてあって、気持ち悪すぎて吐いた。

    あのオッサン、もしかしたら入ってこようとしてたのか?何のために?舐めてたのは窓を音もなくゆっくり溶かすためだったのか?なんてこと考えてたら居心地が悪くなって、そこから引越しを決めるまで1回も家に帰れなくて会社で寝た。

    こうやって書いてみると霊現象じゃなくてただのキチガイかもしれんなあ…。

    ただ本当に怖くて、今でも天窓がある家にいくと、そのオッサンがニタニタしながら窓を舐めてるんじゃないかって、ゾっとする。
  • 普通じゃない隣人トラブル

  • 2年前の話。

    今もいる所なんですが、木造の小さいアパートの2階に住んでいて、部屋は8畳一間。中から見て玄関の左にトイレ、右に台所があるよくあるタイプの貧乏畳部屋。

    その日はとても暑く、バイトもやめて真っ昼間から部屋でまったりしていたら玄関の方から「〇〇さん」と小さな女の声がした。

    また宗教か…って思いながら「はぁい」って、だるそうに振りかえって玄関を見ると、台所のすぐ上の小窓からこっちを見てるやせた年配の女がいた。


    「あのぉ~そこからのぞかないでもらえます?今玄関開け『うるさいので』…!」

    おれがしゃべってる最中に割って「うるさい」と言われ、半分体を起こした状態で少し驚いて固まってしまった。

    「下のヨシノ(少し偽名ね)ですが床がキシム音がうるさいので静かに歩いてください」

    そう言うとこっちの返答も聞かずにさっさと下へおりて行った。もちろん小腹はたったが同時に少し違和感を感じてた。

    そこで気になった事が2つ。おれは神経質で部屋の中を歩く時は隣人に気を使い常につま先歩き。下に音なんてまず聞こえっこない事。もう1つが下に人は住んでいない事。

    何はともあれ怒りを押さえるため床を一蹴りかまし、その日はのんびり家で過ごした。
  • そして翌日。あまりの暑さに目がさめた。とりあえずテレビをつけた。

    「〇〇さん」

    …あの声だ。見ると小窓から、首から上だけを覗かせた「ヨシノ」がいた。落武者の生首を思わせる目覚めには最悪の絵ずらだった。

    「音がうるさいので小さくしてください」

    「音!?」

    体をゆっくり起こすと、またすぐさま消えた。

    テレビの音がうるさい?…疑問に思った。テレビをつけてたった1~2分。しかも深夜にテレビを見てたためにボリュームは限りなく小さい。

    とどこからか音が聞こえる。うちじゃない。隣かと思ったが違う。外に出てみると下からテレビの大音量が聞こえる。「ヨシノ」の部屋からだった。え?

    ドンドン

    「すいませーん。こっちこそうるさいんですがー」

    …出てこない。

    自分でうるさくして…なぜ?もーなんだかわけわからんかった。部屋に戻り頭をかかえて悩みながら、また知らずの内に寝てしまった。。。

    『うるさい!!!』

    !!ビクッとオレは飛び起きた。

    ぼうぜんとしてる中、下へおりる鉄階段のガンガンした音が響いてる。何が起きたのか理解も出来ず、ふと時計を見ると夜中の1時。

    「なんだよぉ~今の音はぁ…?」

    時間がたつにつれ昼間のあの声だと理解した。

    「あのDQNいいかげんにしろよ…」

    A型のおれは朝まで待って下の部屋に行った。そこでまず外側にまわって見たら洗濯物が干してあった。

    「いつの間にか人が入ってたんだな…」

    と疑問を一つ解決できた。雨がざんぶりにも関わらず、洗濯物を干しているのは少し気になったが。

    ドンドンッ

    「すいませんヨシノさん!上の〇〇ですけど!」…

    ドンドンッ

    「いるんだろーが!」

    …反応がない。カギもしまってる。

    とりあえず雨もチパチパ飛んでくるし周りにも迷惑なので撤退することにした。

    そして雨がざんざん降る中、昨日とほぼ同時刻ドン!ガンガンガン何かが木製のドアにぶつかった音と急いでおりる階段の音。まさかと思い速攻で玄関に走った。

    ガチャ

    誰もいない。ただドアに濡れた紙切れが貼ってあるだけだった。えんぴつで書いた汚い走り書きの文字で

    「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい死ね死ね死ね死ね死ね死ね」

    あら失礼な!そらもーブチギレですよ。
    ドガドガドガッ

    「おらぁ!出てこいよ!!直で言えよおめぇはよぉ!!」

    その瞬間ドアが勢いよく開き、中から中年の男が飛出すなりおれに叫びながら襲いかかって来た。

    「お前がぁーーうるさいからぁーー!!!」

    おれは肩をつかまれ後ろにあったチャリンコに激しく押付けられた。すると周りの住人がやっと出て来てこの中年DQNを取り押えた。。

    都合よく警察も登場し、ドラマさながらに雨の中DQNは消えて行った。おれも事情聴取で消えてった。隣人のねーちゃんが通報したらしい。

    翌日、不動産屋がオレの部屋をチェックしに来た。下の部屋にもれる音を調べに来たらしい。


    不「やっぱり音に問題ないなー。」

    やっぱって?

    俺「っていうかあの下のやつはどうしちゃったんですかね?」

    不「あー、こっちにも10分に一回は苦情があって大変だったよ」

    俺「え、なんで連絡くれなかったんすか?」

    不「ん~…なんかね、物が壊れるぐらいの騒音で眠れないって。ありえないでしょ?でも連絡ぐらい入れるべきだったね。ごめんね。」

    俺「そー言えば、ばぁさんは一緒に署にいってるんですか?てかあれ母親?」

    と聞いた。

    不「母親?〇〇さんは1人だよ。茨木から単身で出て来たみたいね」

    ゾクッとした。

    俺「…いやっ、てか下の人「ヨシノ」って人ですよね?」

    不「?いや〇〇さんだけど…なんで?」

    グワッっと全身に鳥肌が立ち耳鳴りがした。

    この後もちろん王道の賃貸前歴を聞いたが、仲の良い知人からの紹介でもあったし、それはないと言う事でした。

    以上。長々失礼でした。あんまり怖くなくてすまん。

    ただ名前を聞いた時ほんとにきつかった。あれ以来小窓は閉めたまま。でもあんなはっきりくっきり見える物なのか?では
  • オカルト好きで怖いもの知らずの俺が完璧になめて瑕疵(かし)物件に住んでみた結果wwwwwwwwww

  • オカルト好きで怖いもの知らずの俺が、完璧になめて瑕疵(かし)物件(事故物件等)に住んでみた話だ。

    物件は駅から徒歩10分、2LDKで3万5千円。この地域の相場の半額だ。不動産屋で、瑕疵物件で安い所を探してると言って見つけた。本当に出るらしい。

    あまりに回転率が激しいため、敷金礼金は無しだという事で即決した。荷物は最低限にした。すぐ逃げれるようにだ。実際、段ボール2箱。

    以下、その時の記録。記録は次の日に書いてた。
  • 1日目:特に異変なし。トイレの電球が切れる。

    2日目:部屋中が、なんか臭う。(なにかが腐った臭い)トイレの電球交換。

    3日目:臭いが増してる。消臭剤を大量に置く。トイレの電球がまた切れる。

    4日目:消臭剤が効かない。不動産屋にTel。トイレの電球また切れる。人生初の金縛り。

    5日目:不動産屋が調査。とりあえず排水管のそうじを専門業者に依頼するとの事。

    電球が切れてない事が判明。消えた理由調査で電気屋に来てもらう。結果、異常無し。

    金縛りに合う。耳鳴りがひどい。

    6日目:職場で、話した事もない事務員さんに「あなた憑いてますよ」と言われる。知ってますよと答える。

    部屋にいる間中耳鳴り。部屋は臭い。トイレの電球消える。

    実家で記録。
    結果、7日目で退去。時間は未確認だが、寝ていると金縛りで意識が起きる。目を閉じてるはずなのに見える。

    視野の下から顔が出てきた。閉じてる目にはその姿をそらす方法はなかった。多分若いであろう女性。目はない。

    口を開け近づいてきた。噛まれると思った。が、耳元で「なんでころした」そう聞こえた。

    言葉に出せない俺は心の中で俺じゃない俺じゃないと叫びながら気を失った。

    朝、目覚めて荷物をまとめて退去した。不動産屋からは自殺だと聞いていた。退去後すぐ電話し、確認したがやはり自殺だと言われた。退去の事を伝えると鼻で笑われた。

    馬鹿な俺は、その足で警察に行った。一部始終話した。話を聞いてくれた警察官が笑いをこらえた表情で、「ご協力ありがとうございます」と言った。

    後日談はまだない。
  • 【不思議】毎晩ムネの苦しさで目を覚ます。扉の向こうには人影。そこには自分自身が立っていた。

  • 出典: fundo.jp
  • 自分のじゃなくて叔父の体験談だけど…

    当時独身で一人暮らしだった叔父さんがある晩、寝室で寝ていると胸を締め付けられるような苦しさで目を覚ました。

    叔父さんは何となく違和感を覚えて室内を見渡したそうだ。すると、叔父さんの寝室の扉には擦りガラスの小さな窓みたいのが付いてるんだが、そこにうっすらと人影のようなものが写っていた。

    泥棒だ、とっさに叔父さんはそう思った。

    叔父さんは仕事中はずっとタバコ吸ってるかコーヒー飲んでるかの生活で、体重は100キロ近くという不健康ボディだったが、柔道だったか空手だったかの有段者。

    包丁やナイフを持ったぐらいの素人の泥棒ならボコボコにする自信はあったらしい。「誰じゃいゴラァァア!!」と叫びながら寝室の扉を開けた叔父さんだがそこには泥棒なんかいなかった。


    代わりに白い人の形をした靄のようなものがいた。そしてそれは叔父さんの前で消えていった。

    ここが叔父さんの凄いとこで「ンだよ、泥棒じゃねぇのかよ!なら俺を起こすンじゃねぇ!!」とか思いながら寝直したそうだ。

    しかし次の日もまた胸の苦しさで目を覚まし、擦りガラスに人影が写っていたので扉を開けると、叔父さんの目の前で消えていく。これが毎晩の様に続いた。

    2週間も続いた頃、精神的に参るのが普通だが、叔父さんは参ってはいなかった。もっとも睡眠不足気味で肉体的には若干参ったらしいが

    「次に現れた時は扉開けずに無視してやる!絶対負けねぇ!!」

    と奮い立った。
  • ある晩、またいつもの様に叔父さんは胸の苦しさで目を覚ました。案の定、擦りガラスの向こうには奴がいる。

    「オレは人を半殺しにしたことならあるが殺したことはねぇ、なんで幽霊に怨まれなきゃならん!」

    と寝不足の怒りをパワーに変えると扉を開けたい衝動をグッとこらえた。その間にも胸の苦しさは強くなっていく。

    そしてそれに比例するように擦りガラス越しの人影は濃くなった。まるでピンボケの白黒写真が徐々にピントの合ったカラー写真になっていくように。

    さらにそいつはドアノブをガチャガチャ回し始めた。胸の激しい苦しさと正体不明の相手との睨み合いに全身からは嫌な汗が滝のように噴き出す。

    人影が肌色は悪いがガッシリとした体格で水色の服を着ていて左手でドアノブを回しているのが分かるくらい濃くなった時に、叔父さんの胸の苦しさは限界に達した。

    がまんできなくなった叔父さんはベッドの上から這うようにして進んで寝室の扉を開けた。連日の経験から扉を開ければ苦しみから解放されると思ったのだ。

    果たして扉の向こうに立っていたのは叔父さん自身だった。叔父さんと全く同じ姿形、水色のパジャマを着ているのまで一緒だった。

    自分と違う点と言えばひどく体調が悪そうで肌色も悪く、目には生気がなく、苦痛に歪み助けを求めるような表情をしていた。

    「いや、これこそが今の自分自身の姿なのかもな」

    そんなことを考えていると扉の向こうの叔父さんはいつもの人影と同じく溶けるように消えていった。そしていつの間にか胸の苦しさも消えていた。その晩は結局そのまま朝まで起きていた。

    朝一で職場に欠勤する旨を伝えると仕事が忙しくない時期だったこともあってすんなり許可された。叔父さんはそのまま病院に向かった。

    なぜそうしたのか、それは叔父さんにも分からなかった。ただ本能的にとしか言えないという。叔父さんは丸一日かけて入念な検査をしてもらった。

    検査の結果、叔父さんは極度の狭心症(きょうしんしょう)を患っていて心筋梗塞の手前だと診断された。

    「お宅のように一人暮らしだと寝てる時に心筋梗塞を起こして、誰にも気付かれずにそのままポックリってパターンもありえたよ」

    と医者に言われてゾッとしたそうだ。

    その時に叔父さんは全てを悟ったそうだ。オレは毎晩発作を起こして死にかけてたんだ。そしてオレの体から魂がどんどん抜けていってた。

    だが、そこはオレの魂。死んでたまるかとばかりにドアノブに捕まり寝室の扉の前に止まり続けてた。オレが扉を開ければ魂は体に戻りオレは生き返る。

    そりゃ扉を中々開けなければ魂はどんどん抜けていくから胸の苦しさも強くなるわな。その後、叔父さんは食事療法と投薬治療で完治。

    今ではその頃からするとかなり痩せてるし心臓も元気、何より叔父さんの体を気にかけてくれる奥さんもできた。

    最後に叔父さんの一言。人間ドックとかは絶対に定期的に受けた方がいい。
  • 【驚愕】鳥の巣から人間の骨が出てきた。

  • 俺が大学3年になる頃の話。

    それまで大学のすぐ近くに住んでたんだけど、バイクを買って通学時間が短縮できるようになったのと、部屋が荷物で狭くなってきたこともあって、引っ越そうと思ってあれこれ部屋を探してたんだ。

    そしたら隣町の不動産屋で、少し大学から離れるけれど家賃はそのままで、それまでの倍ぐらいの広さの部屋を見つけた。

    4階建てのマンションの4階で、屋根がちょっとカマボコ型のドームみたいになってロフトのついてる物件で、すごくお得だった。家賃がすごく安いから下見の時に不動産屋の人に

    「自殺でもあったんじゃないんですか?」

    って冗談めかして聞いてみたんだけど


    「自殺があったらもっと安くしてますよ。それに前もお兄さんと同じ大学の学生さんに住んでもらってたんですよ」

    って言われて特に怪しい感じでもなさそうし、とにかく安くていい物件だったから、信用してそこに決めたのね。

    で、あっという間に引越しの日になって、友達に手伝ってもらって荷物運び込んであれやこれや作業して、落ち着いたときにはすっかり夜中だった。

    ホントは友達と新居で酒飲む話になってたんだけど、前日から徹夜で片づけしててあまりに疲れたので、その日は帰ってもらってぶっ倒れるように寝込んじゃった。

    で、次の日も休みだったからそのままとことん寝てやるつもりだったんだけど、3-4時間してに急に目が覚めた。

    最初自分がなんで目覚めたのかもわからずに「?」って感じで明け方の薄明るい部屋の中でぼさっとしてたんだけど、ちょっと目が冴えて来ると同時に、なにか屋根の上でごそごそ音がしてるのに気付いた。

    さっきも書いたけどロフトがあって屋根裏みたいな空間になってるから、ちょっと音が響くわけよ。ちょうどベランダの窓の上のあたりから、ごそごそ、かさかさ、ごそごそ、かさかさ、って聞こえてくる。

    何の音か分からなくて気持ち悪かったんだけど、眠たい所邪魔されて少しイラッと来たのもあったから、思い切って窓開けてベランダに出てみた。

    そしたらその瞬間、バサバサバサっ!ってでっかいカラスが2.3匹飛んでいったんで、「なんだ鳥か」って思ってその時はまたすぐ寝ちゃったの。

    で、そのまま何事もなく3日ほど過ごしてたんだけど、毎朝鳥が来てガサガサやるのは続いてた。正直ウザかったけど、「家賃が安いしこういうのもしょうがないかな」って思って慣れるまでがまんすることにした。
  • そして次の日に引越し手伝ってくれた友達とあと何人か呼んで部屋で飲み会やったんだ。いろいろ持ち寄ってワイワイやって、気がついたら明け方。

    最後までいた2人もそろそろ帰るって事になって、俺が最寄り駅まで送っていったのね。まだ誰もいない明け方の道をてくてく歩いて駅まで行って、またてくてく歩いてマンションの前まで帰ってきた。

    中に入ろうとしたその時、ハッと上を向いて気付いたんだけど、うちのマンションの上だけカラスが10匹くらいいるんだよ。それもほとんどが俺の部屋の真上。それ見てすごく気味が悪くなった。

    しかも、普通カラスってアンテナの上とかにいるじゃない?でも、うちのマンションもアンテナの上にも2匹ほどいるんだけど、それ以外が全部俺の部屋の上にいるのね。それでなんかガサガサやってんの。

    ほろ酔い気分も一気に醒めて、速攻で家に帰って、部屋の中から物干し竿で天井ガンガンガンガン!って突いてやった。そしたらまたバサバサバサって飛んでいったんだけど、やっぱりどうも気分が悪い。

    で、朝になるのを待ってちょっとキレ気味で不動産屋に電話した。

    「天井にやたらカラスが来てうるさくて寝れない。なんとかならないか」

    って。そしたら

    「わかりました、一度業者をうかがわせます」

    って言って、結構あっさりそういう話になった。

    2日後にヘルメットと作業着のオッサンが2人ウチにやってきた。事情を話すと

    「巣でもあるんでしょうかね」

    って言って若い方のオッサンがベランダにロープと脚立出して、俺ともう一人が見守る中手際よく屋根に上って行った。上ってすぐだったと思う。その若い方が嫌な顔して戻ってきてこう言うんだ。

    「骨がある。良く分からないけど、多分人間の」

    って。俺ももう一人のベテランの方のオッサンも「ハァ?」って感じで。今度はベテランの方が代わりに上ったのよ。そしたらやっぱりすぐ戻ってきて、

    「ありゃ子供の骨だわ、スイマセンちょっと会社に連絡します」

    って。俺は最初、2人して俺が学生だからおちょくってるのか?とか思ってたんだけど、オッサンらの姿を見るとどう見てもマジなの。

    で、結局不動産屋が来て、警察も来て、オッサンと俺とあれこれ聞かれて、俺はそのまま言われるままに警察署まで行った。

    警察が言うには、詳しいことは鑑定してからだがおそらく赤ん坊の白骨死体だと。死後かなり時間が経ってるはずだから、最近引っ越してきたばかりの君を疑うつもりはないが一応いろいろ聞かせてほしい、と。

    そこまで聞いて、やっと自分の住んでた部屋の真上に人間の死体があったってことを脳が理解できた。吐き気がしたよ。

    結局その日、そのまま夜まで拘束されて、フラフラになって友達の家に泊めてもらった。警察からの帰り際、警官はもう全員俺の家から引き上げたって聞いてたが、もちろん家に帰るなんて気持ち悪くて出来なかった。

    次の日、朝一番で不動産屋に行って即時解約を申し込んだ。契約では2ヶ月前に解約通知しないとダメってなってたけど、事情が事情だけに向こうも何も言わなかった。

    敷金や手数料や当月の家賃など一切の金を返却することも了承させた。今回の引越し代と次の引越し代も負担してもらえる事になった。

    ただ不動産屋が言うには、ダマして契約させたわけじゃないことだけは分かって欲しいとのことだった。

    自分達もまさかそんな物が屋根の上にあるとは思わなかったし、鳥が多いのも把握してはいたけど、近くに食肉処理場があるから特に不自然には思わなかったとのこと。

    まあ俺は、金銭面で全面的に主張が通ったのでそれ以上何かを言うつもりはなかった。もちろんいい気分ではなかったけどね。

    そんで早速家を出ることになって、当然そんなにすぐに新しい部屋の都合がつかないから、当面友達の家に居候することになった。小さな荷物だけはそこに持っていって、大きい荷物はレンタル倉庫に預けることにした。

    幸い何個かのダンボールは荷解きせずにそのままだったし、他のものも結構すぐ片付いたから、解約申し込んだ3日後には部屋の荷物を全部運び出し終えてた。

    で、部屋がカラになったから段取りどおり不動産屋を呼んで、部屋の引渡し前の確認をしてもらった。

    確認も終わって不動産屋と俺と順に部屋を出て鍵をかけて、さあ行きましょうという段階になって、俺は玄関の表札をまだはがしてないのに気付いたんだ。

    折りたたんだルーズリーフに、サインペンで名前を書いただけのお粗末な表札を表札入れから抜き取った時、もう一枚裏に紙が入ってるのに気付いた。

    全く見覚えのないその紙はひっくり返すと、一面サインペンで塗りつぶしたようになっていた。

    日に当てて透かして見ると「〇〇祐子」か「〇〇佑子」と書いてあったように見えたがはっきりとは見えなかった。不動産屋は

    「前の人の書き損じですかね、多分表札の紙が薄いから書き損じを裏に重ねて入れてたのを置き忘れていったんでしょう」

    と言っていた。俺は、自分の前に住んでいたのは「学生」と聞いていたので何となく男だと思い込んでたから、少し面食らったんだけど、「そうですか」とだけ言って、そのまま不動産屋と別れてバイクで友達の家に帰った。

    「女が住んでいた」ってわかって、何となく嫌な気分はあった。俺が家について友達に真っ先に尋ねたのは、1年ぐらい前に起こった暴行事件のこと。

    実は、うちの大学の女子学生が帰宅途中に暴漢に襲われる事件があって、それ以来注意を呼びかけるビラが毎日のように配られてたのよ。

    その学生は結局事件のショックが尾を引いて大学をやめちゃったって噂で聞いたんだけど、事件が起きたのが確か、俺のマンションの最寄り駅の近くだった。それことについて友達に尋ねてみると、

    「確かにあの駅って書いてあった覚えがあるなあ」

    って言っていた。予想通りの返事を聞いて俺には思うところがあったけれど、その時はあえてそれは口に出さなかった。

    それからはマンションで起きたことについてほとんど話す機会もなかった(周りの人も気を遣ってくれてたのかも知れないが)。

    ただ一つ不気味だったのは、この件に関してテレビでも、地元の新聞ですら、全く触れられていなかったこと。

    大学の図書館に行ってあの期間の新聞をありったけ調べたが、何一つ記事が載っていなかった。

    何らかの見えざる力が働いたのか、それ以上のことは調べるすべもないわけだが、俺は、8割か9割ぐらいで、多分、前の住人が我が子を屋根に遺(のこ)していったんだと思っている。

    確信はないんだけど。
  • 隣人の様子がおかしい

  • 友達のAの話。

    Aは小さいアパートに住んでいるのですが、人当たりの良い性格もあってか、近所付き合いも円満で、特に隣の部屋に住んでいる男性(B)とはかなりよろしくやっていたらしい。

    暇があればお互いの部屋を行ったり来たりするほどの仲だったんだと。

    ある晩、いつものようにBの部屋に行くと、今まで綺麗だった部屋の中がめちゃくちゃ散らかっていた。驚いて何があったのかと聞くと、Bは

    「探しものをしていた」と答えた。

    Aは納得したが、今考えると、探しものをしていた割には散らかり方が尋常ではなかったらしい。台所の三角ボックスが床に落ちて、残飯が散乱していたくらいだから。
  • 一応片付けるよううながしてみたが、Bは「このままでいい」の一点張り。まぁ他人の部屋の事情なんかどうでもいいので、放っておいたらしいのだが。

    その日は一晩中、Aが持ってきた酒を飲みながらバカな話をして盛り上がっていた。

    ある休日、友達(ていうか俺w)との約束の時間ギリギリで、アパートの階段を駆け降りていると、大家と出会った。結構急いでいたので、軽いあいさつ程度で済ませようとしたが、いやに引き留められる。

    長々とどうでもいい世間話をされ、だんだんイラだってきたAは、無理矢理話を終わらせようとした。すると大家は急に真剣な顔になり

    「実はね、あなたの隣に住んでる〇〇さん(Bの苗字)、ここ3ヶ月くらい家賃滞納してるのよ。催促してるんだけど、いつも逆ギレされるの。

    タダで住ますわけにはいかないんだけど、追い出すのも気が引けて…。あなたからも言っておいてくれない?お願い。」

    と言い、Aの生返事を聞く前に去っていった。

    その晩、昼間のことなどすっかり忘れてしまっていたAは、いつも通りBの部屋に行く。チャイムを鳴らすも、部屋の明かりは付いているのに出てこない。

    Bは真っ暗な中じゃないと眠れないということを知っているので、居留守を使われていることに腹が立ち、何回もチャイムを押した。

    何十回目かのチャイムを押した時、部屋の中から激しい物音が聞こえ始めた。何かを投げつけているのか、ドアにも何度か強い衝撃が走った。

    怖くなったAは、自分の部屋に帰ったが、いてもたってもいられなくなり、その晩は友達(またしても俺w)の家に泊まった。

    それからBの部屋に行くことはなく、マンションの付近で見掛けることもなくなった。

    いつも夜中になるとBの部屋から激しい物音が聞こえてくる。Aは明らかにおかしい隣の部屋の様子に、少しばかり心配したが、怖さのほうが上回ったのと、騒音がうるさくて眠れず、ストレスが溜まり、ついには友達(つーか俺w)の家に半居候的な感じになっていた。

    そんな生活が三ヶ月間続いた。そろそろウザくなった俺は、無理矢理Aを追い返した。Aも申し訳ないと思っていたのか、意外とすんなり帰ってくれた。

    結局その日は一晩中静かだったらしい。Aはアホなので、

    「あ、あの時はちょっと病んでただけだったんだな」

    と安堵した。

    次の日、久しぶりにBの部屋で酒でも飲もうと思ったAは、コンビニでウィスキーを買い、Bの部屋を訪れた。が、チャイムを鳴らしても出ない。部屋の明かりもついていない。

    しかし、時刻はまだ19時。いくら早寝早起きのBでも、こんな時間に寝ないだろう。嫌な予感がしたAは、Bの部屋のドアノブをひねった。

    ガチャ…

    しずかにドアが開く。微かに開いた隙間から、異臭が漏れてきた。咳き込みながらも思い切ってドアを開け放つと、そこには見るも無惨な部屋の中と、Bの姿。

    様々な家具が倒れて、カビの生えた残飯がそこらへんに散らばっており、壁の所々に血痕が付いていた。

    そしてBは、地獄のような部屋の中で、見たこともないような色をして死んでいた。いわゆる「ミイラ化」というものだ。

    何ヵ所か、何かに食われたのか、不自然に骨が見えている部分があった。その後は警察が来たり何なりで大変だったらしい。

    しかし、俺がそれ以上に怖かったのは、Bは猫を大層可愛がって飼っていたらしいのだがその猫が生きていたことだ。なんでも、主人の肉を食って生き延びていたんだと。

    その猫は人間の味を知ってしまったことによって凶暴化する恐れがあるので、保健所で殺されてしまうらしい。

    Aは即行引っ越したかったのだが、予算がなく、未だにあのアパートで暮らしてる。
  • 手しか見たことない隣人

  • 上京してはじめて借りた部屋が最悪だった。

    友達から父親の知り合いだって言う不動産屋に紹介されたんだけど、築十年も経ってるけど部屋はきれいで広いし、なんか壁とかも新しくしたみたいで、すぐ気に入った。

    それに広さの割には家賃が安い。おまけに隣が

    [角部屋|借りた部屋|お隣さん|

    みたいな配置でなんか気楽。しかも大家のおじさんがめちゃくちゃいい人。引越しソバとか、本当は俺が差し出す側なのにご馳走になってしまった。


    それで2週間くらい住んでたんだけど、隣の角部屋にちっちゃい子が住んでるのか、俺が仕事から帰ってきたら窓ガラス?を割っちゃったみたいで、窓があったところに青いビニールが張られてた。

    でもうるさくする事もないし、というかお隣さんとは会った事もなかったので特に気にとめずにいた。

    時々ビニールを内側からツンツンしたり、なぜか玄関ポストのとこにも貼ってあった粘着テープを内側から指で突き破ってるとことかは見たけど、実際どんな子なのかは知らなかった。

    まぁやってた仕事がファミレスの深夜の厨房だったので、基本ご近所さんと会う事はなかったんだけど。

コメント

0
コメントを投稿する

※ URLを入力すると、リンクや画像に自動的に変換されます。
※ 不適切と判断させていただいた投稿は削除させていただきます。

こんな記事も読まれています

関連する記事

馬刺しを愛すお洒落なひよこです。

PICKUP

ピックアップ

Ranking

ランキング

人気のキーワード

いま話題のキーワード