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【対策】こどもに教えておきたい!! ”連れ去り”を防ぐ5か条とは?

誘拐犯はどこで狙っているか分からない!
2016/08/05 UPDATE
 
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相次ぐ連れ去り

相次いでいる子供の連れ去り事件。


犯人達の手口はますます巧妙になっていき、純真無垢な子供は付いて行ってしまう。


警察庁では、実際に起こった連れ去り事件の概要をまとめた
「子どもを対象とする略取誘拐事案の発生状況の概要」を発表している。

子供や女性の防犯対策に詳しい専門家で、安全生活アドバイザーの佐伯幸子さんは
次のように話す。

「警察庁の発表によると、連れ去りの犯行時間帯は午後3〜6時が約半数。そのほとんどはひとりで外にいるときに発生します。集団下校時ではなく、そこから離れ、ひとりになったとき、または家からひとりで近所に外出したときが危ない」
出典: jisin.jp

愛する子供を守るために実際に起きた事件の傾向を分析し、対策は立てておきたいもの。


そこで、佐伯さんが「子どもを対象とする略取誘拐事案の発生状況の概要」を元に、
子供に教えておきたい“連れ去りを防ぐ”5カ条を教えてくれた。

1•「背後」に注意を払う

友達といっしょでも常に「背後」に注意を払う。最近は疲れてうつむきがちな子供が多いので注意。
出典: jisin.jp

2•車に近づかない

車の2メートル以内に近づかないこと。ワンボックス車のスライドドアからキャッチされる可能性も。
出典: jisin.jp

3•声をかけられたら身構える

「ちょっと」と声をかけられたら、まず身構える。この言葉は油断させる目的で頻繁に使われる。
出典: jisin.jp

4•常に小走りで歩く

ひとりのときは常に小走りで歩くこと。不審者も「急いでいる子供」には声をかけにくい。
出典: jisin.jp

5•ものをあげると言われても無視

「欲しいもの」をあげると言われても無視。声がけの具体的事例を子供に覚えさせる。
出典: jisin.jp

声がけの具体的事例

「道を教えてくれない?」


「いっしょにウチの猫を捜してくれない?」


「××のケーキを買ってあげるよ」


「サッカーのトレーディングカードがあるけど、欲しくない?」


「きみにお金をあげたいので、こっちにおいでよ」


「保健所の者だけど、いま悪い病気がはやってるから来て」


「警察の者だけど話を聞かせて」


「おまえ万引きしただろ!」


「きみの背中に虫がついてるよ。取ってあげようか」


「お母さんが交通事故に遭ったから、すぐにいっしょに来て」

このように誘拐犯は、もっともらしいことを言って子供を連れ去ろうとするのだ!

親の自己防衛意識

佐伯さんはこうまとめる。

「これまでの人生で危険な思いをしたことがない親の子供ほど、じつは危険性が高い。親自身が被害に遭っていないので、気が回らず自己防衛意識が低いからです。『見知らぬ人の言うことは聞いてはいけない』と口先だけで注意しても被害は防げません。もっと具体的に『こう話しかけられることがある』と例を挙げて話すことがいちばん効果的です」
出典: jisin.jp

本当に危ない目に遭わないためにも、普段から親子でしっかりと対策を話し合いたい。

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