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【思わず冷や汗】猛暑も吹き飛ぶゾッとする話を集めてみました PART8

絶対、私さっき見たんだよ?
2016/07/28 UPDATE
 
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自分だけが見てしまって不気味なもの。

誰も信じてくれなくても、本当なんだ。

なんとなく水路の向こうを流れる源流を見下ろしていたら、変なのがいた。

小学3年か4年のころの話。

実家が山形で農園をやってるんだけど、ある日、農園の脇を流れる農業用水路の出が悪くなったことがあった。

そこで、隣で同じく農園をやっている顔見知りの爺さんが、上流を見てくるってことになって、夏休みで暇だった自分もそれについていった。


舗装が無く、古い車の轍(わだち)だけが残る農道を通って、なだらかな山道をしばらく登っていくと、途中で

「ガボボッ・・・ガボボッ・・・」

って音がしてきた。
音のする方へ向かうと、流木やワラが詰まって、水路の水が農道にあふれている所があった。音の正体も詰まった水が立てていたらしい。

で、爺さんが素手を突っ込んで流木とか取り除いている間、なんとなく水路の向こうを流れる源流を見下ろしていたら、変なのがいた。

見た目は作業服を着た中年ぐらいの男なんだけど、水流のド真ん中に突っ立って体をしきりに前後に動かしている。

上手く表現できないけど、イスラム教徒が礼拝で頭下げるような動作を、3倍速ぐらい行っている感じ。

そしてなにより異常なのは、頭が歪んでいること。障害者とかそんなレベルでなく、頭の下にでかいミミズが入ってるのかってぐらい歪んでいた。

なんだあれ?って混乱してじっと見つめていたら、妙なエコーがかかった声で、そいつが喋った。

「おぉぉぉぉぃぃぃぃ・・・」

その瞬間、自分のすぐ前に合った木に「ガスっ!」となにかがぶつかった。

石だ。それも炊飯器ほどの大きさの石で、どう考えても普通の力じゃあの距離からは届かない。

「自分を狙っている!」

そう思ったら一気に恐怖が押し寄せてきて、まだ水路に手を突っ込んでいる爺さんを置いて一目散に山を下った。

後ろで爺さんがなんか言ってるのが聞こえたけど、かまっているヒマはなかった。


120:2/2:2012/09/01(土)02:23:51.52ID:0xEeX2gB0(2)
その後、その爺さんが死体で発見された・・・なんてことはなく、
普通に山を下りてきて、水路が直ったことをうちのばあちゃんに報告したりしてた。

しばらく経って、たまたま爺さんの農園にジュースをもらいに行った時に、ポツリと言われた。

「○○(俺)、川でなにか見たんだろ」

俺はあの時の恐怖と、あの時爺さんを置いて逃げたことを恨まれているのかと思って、何も答えられず泣いてしまった。爺さんは俺を慰めながら、

「いいんだ、いいんだ」

ってつぶやいてた。
それからは、あの体験を思い出したくないのと、爺さんが俺の心を読んでいるみたいな気がして、爺さんとあまり仲良くすることもなくなり、爺さん自身も俺が少し離れた高校の寮で過ごしている間に亡くなったらしい。

事故で亡くなった人と昔撮った写真がめちゃくちゃ不気味なことになってた

俺が小学生の頃の話。
ある年の2月半ば、親父の会社(○ヨタ)の部下が

「給料が貯まったので、そろそろ車を買いたいから係長(俺の親父)、探してくれ」

と言うので、俺は親父に頼んで、遊び半分で部下の買い物に連れて行ってもらった。中古車屋の店長は結構愛想のいい人で、特に部下が欲しがった車を見て

「あれは今半額にしてます。お買い得ですよ」

とベタ褒め。彼はその場で契約した。

半年後の夏休み。俺や両親が田舎に帰省する準備をしていた矢先、電話があって

「○○くん(部下の名前)が、郷里(きょうり)の長野で事故にあったそうです!!」

って緊急電話が入った。親父が入院先に向った時にはもう脳死状態だった。

田舎に帰省するため、バイクで国道153号を長野方面に走行中、ハンドル操作を誤って横転、逃げる間もなく後ろから来たバスに轢かれたそうだ。

左半身はつ〇れて目も当てられなかったらしい。でも21歳だったから、若さで数時間生きていたけど、結局日付が変わって間もなく亡くなった。

親父が一番可愛がっていた部下で、俺は初めて親父が泣いているところを見た。

結局、その年はその部下の葬儀や、台風などでスケジュールが合わなくなり、帰省は出来なかった。

しかも、秋には俺が学校で窓ガラスを割ったり母が貧血で緊急入院したりと、何かとツイていない1年だった。

次の年の2月、亡くなった部下が車を買った一年後に、部下の実家の両親がうちに手紙と写真を送ってきた。

実は部下が車を買ったとき、その店では車を売ったり買ったりしてくれた人を、記念撮影してくれるサービスがあって、俺と親父と部下の3人で撮影してもらってた。

その写真が届いたんだけど、親父は

「お前は見ない方がいい」

とこわばった顔をしたので、

「見せてくれたっていいだろ」

とせがむと

「じゃあ、父さんの横に来い。決して大声は出すんじゃないぞ」

と言うので、首をかしげながら写真を覗き込んだらもうビックリ。

真ん中に移っている部下の左半身がすっかり消えて、向こう側の景色が透けている。しかも店の横の道路には、こちらでは走っていない、見知らぬバスが写り込んでいた。

だから写真をそのまま見たら、部下に向って後ろからバスが突っ込んでくるみたいに見えたわけ。

そのバスはやや小さく写っていたので良く分からなかったんだけど、あとで聞いた話では、部下を轢いたバスと同じ型、同じ会社のものだったそうだ。

同封されていた手紙には、

「このバス、長野でしか走っておりません・・・」

って結んであったらしい。

その手紙はもう気味悪くなって間もなく母がこっそり処分してしまったけど、この事件は俺の生まれて初めての怖い体験だった。

とある居酒屋の幽霊騒動

私が行きつけだった居酒屋の親父のM氏は、長野県出身の初老の男性だった。

「うちは代々※官吏(かんり)の家柄で…」とか言っていたが、M氏の父親の代には、すでに田舎のなけなしの田畑は手放してしまい、もっぱら出稼ぎで生計を立てていたということだった。
※ 国家公務員。役人。等

居酒屋は、M氏とその奥さんだけで切り盛りしている小さな店で、木造の二階建て、一階が酒場、二階が夫婦の寝起きする部屋だった。

二階の窓は、店の入口がある表通りの裏手にあったので、あまり人目につくことはなかったのだが、この二階の窓に幽霊が出るという噂がたったことがある。

若い女の幽霊が窓辺に立っているのを見たという者が何人か出たのだが、私はあまり本気にしてはいなかった。

ある日、いつものように店で飲んでいた時、酒の勢いもあって、私はM氏に幽霊話について思い切って水を向けてみたのだが、その時M氏が真っ青になって「実は…」と話し始めたところによると…。

ここから先はあまり期待されても困るのだが、実は夫婦二人きりで住んでいるとばかり思っていたその店の二階には、夫婦の娘も一緒に住んでおり、この娘が知恵遅れのうえ、足が悪くて表には出せない状態なのだということだった。

つまりM氏夫婦は、精薄の娘さんを居酒屋の二階に軟禁状態にしていたのであり、それがたまたま人目に触れたのが幽霊事件の真相というわけである。

M氏は「別に隠したわけではないのですが…」と、恐縮していたが、近所でも知っている人は知っていたらしい。言われてみると、二階に人の気配がするような気がしてきた。

気の毒な話でもあり、私もそれ以上こだわるつもりはなかったが、二階にひっそりと住んでいる娘のイメージがどうにも生理的に受け付けられず、その後私は以前ほどその店には通わなくなった。

10年ほど前、M氏が亡くなったのを期に、店は閉められたが、一度も会ったことのない娘さんがどうなったのかは聞いていない。

おそらく母親と一緒に郷里に帰ったのだろうと思う。

視線を上げると、無表情な女の顔が引っ込むのが見えました。

ある朝、マンションの単車置き場に向かう途中、背後でカーンッと甲高い音がしました。

コンクリートタイルの通路にジュースの缶が転がっています。

見上げると、小学生くらいの男の子と女の子が6階のベランダから顔を出していました。ニヤニヤと笑っているところを見るとイタズラのようです。

「これを放ったの、僕たち?」

子供達がコクコクと頷きました。

「こんなことしたらダメよ、分かった?」


二人の子供は、相変わらずニヤけながらこっちを見下ろしています。

「何笑ってるの!」

私は少し声を荒げました。空き缶とは言え、頭に当たれば怪我をするかもしれません。再発を防ぐ意味でもきちんと注意した方が良いと思いました。

「ここは小さい子も通るんだから、物を投げたら危ないのよ。分かった?」

「うるさい、ばばぁ」

男の子がそう叫ぶと、二つの頭が引っ込みました。無性に腹が立ちましたが、仕事に遅れるわけにもいかず、その場を離れてスクーターで職場に向かいました。


245名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/09/18 13:18
その日の夜、スクーターを置いてから例の場所を通りました。今朝の出来事を思い出すと、また怒りが込み上げてきました。

…その時、顔の前髪に触れるか触れないかのところを何かが通過しました。

ドサッ!

足元に、きつく縛られガムテープで補強された新聞紙の束が転がっていました。

両手でやっと持ち上げられるくらいの重たさで、まともに当たっていたら、只では済まなかったでしょう。

ゾッとしながら視線を上げると5階のベランダから、無表情な女の顔が引っ込むのが見えました。

以来、子供に注意するのが怖くなりました。

信じられないような本当の体験

電車での話。

毎朝、俺はいつもC線のH駅からS駅まで電車で通勤する。

途中M駅で特快に乗り換えて行くんだけど。その日は少し寝坊して、1本遅い電車になってしまった。

1本ずれると当然M駅で特快に乗れなくなり時間がかかる、乗り合わせの電車も遅れる。仕方ないので駅の端へ行き、電車が来るのを待っていた。


そこに中学生の女の子が同じように待っていた。俺が通勤用の小説を読もうとカバンを漁っていると、目の前の子がフラフラ・・と線路側へ寄っていく。

すでにホームには特快通過のアナウンスもなっているし、遠くだが電車が来るのも見える。

反射的においおい!と思って彼女の手をつかんだら、物凄い力で体ごと引きずられはじめた!


804名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・04/03/18 02:33
俺は弓道をやっているから腕力と下半身の安定には自信があったんだけど、それでも引きずられてしまう。

ヤバイ、何かに捕まったか、と思って声を出して助けを呼ぼうにも声も出ない。

そうこうしているうちに、電車は目の前、思いっきり警笛も鳴らされている。が、彼女の体はもう半分ホームから出ている。今手を離せば・・と思うと離せなかった。

もう駄目だ・・・そう思ったら誰かが肩を掴んで思いっきり引いてくれた。勢い良くホーム側に倒れこむ俺達。

幾人かの悲鳴とともに、急ブレーキをかけて電車は止まった。

で、ここからが不可解なんだが、みんな「やっちまった・・・」と言う顔。

運転手も青ざめて降りてきた。俺は中学生を助けられて(気を失っているのか倒れたままだが)良かった風に思ってたんだが、どうやら様子が変だ。

運転手や駅員、他の客がホームの下を眺めている。


808名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・04/03/18 02:40
そのうち駅員が倒れている俺達の方にやってきて

「もう1名の方の特徴はわかりますか?」

って聞くんだよ。俺はわけもわからず「?」な感じだったんだが、俺の肩を掴んで引いてくれた年配の男の人が

「ショートカットでメガネをかけていて紺色の服の女性です」

っていうんだよ。

俺にはそんなものも見えなかったし、中学生の彼女の右手を掴んでいたが、左手にはカバンが握られていただけだったはず。そんな事を話していると

「カバンにしがみついている人を、線路から引き上げようとしていたんじゃないのか!?」

と言われた。

結局、散々探したのに線路には何も残っていなかった。電車もそのまま発車してしまった。

中学生の彼女は駅の改札を抜けてからの事を全然覚えていない。警察でも同じように話して結局おとがめ無しになった。

3年ほど前の忘れらない出来事です。

この話は旧友が立ち上げているサイトを見つけたところから始まった。

去年の秋口、ふとしたことから大学時代の友人Nがサイトを立ち上げていることを知った。

Nとは親友と呼べるほどの仲ではなかったが、バイクという共通の趣味があったので、時々ツーリングに行ったりはしていた。

そのサイトは自分の趣味の話や、日記らしきものがコンテンツの、よくあるサイトだったが、未だに楽しそうにバイクに乗っているNの笑顔を見ていうるうちに昔話がしたくなり、挨拶代わりにメールを送ってみた。

Nからの返信はすぐに届いた。

大学に残ったNは研究を続け、現在は実家のあるN県の別の大学で助手をやっているとのこと。

研究職をしている私とは、かなり近い分野の仕事をしていたこともあり、10年近く音信不通だったにもかかわらず、すぐにうち解けることができた。

週末や休日にメールをやり取りをして3ヶ月ほどした頃、Nからこんなメールが届いた。


538名前:3/8投稿日:03/02/22 18:44

「(前略)・・・ところで、M藤食堂を覚えてるか?実は先週末にS市まで日帰りで遊びに行ってきたんだが、おばさんまだ頑張ってたぞ。

懐かしのカツ丼大盛を食ってきた。おばさんも味も昔のままで、食ってるうちに涙が出てきた。

おばさんもぽろぽろ涙をこぼして喜んでくれていた。お前の話もしたんだが、おばさんはお前のことも良く覚えていた。

『今度はKさん(私のこと)も一緒に来てくださいね』

とぎゅっと手を握られた。暖かくなったら一緒にカツ丼を食いに行こう!・・・(後略)」


539名前:4/8投稿日:03/02/22 18:44
M藤食堂は私たちが通っていた大学の近くにあった学生御用達の店で、Nと私はそこの常連だった。

私が卒業する少し前に、M藤のおじさんが事故で亡くなったのだが、おばさん一人で店を続けていたらしいことは、別の知り合いからも聞いていた。

そんなこと出来事やNの影響もあって、もう一度バイクに乗りたくなっていた私は、週末に手頃な中古を探しに出かけたりするようになっていた。

しかし、そのメールを最後にNからの連絡はぷっつり途絶えた。

私も仕事が忙しかったこともあり、Nもそうなのだろうと思った私は、バイクのこともおばさんのこともしばらく忘れていた。


540名前:5/8投稿日:03/02/22 18:45
ところが一ヶ月経ち、二ヶ月経ってもNからの連絡は途絶えたままだった。

3日に1度は更新されていた彼のサイトも更新されていないようだった。気になった私は、休みの日に彼の家へ電話をかけてみた。

電話に出たのはNではなく初老の女性だった。私は大学時代の友人であることを告げ、名前を名乗った。その女性はNの母親だった。

「Nは先月亡くなりました。」


541名前:6/8投稿日:03/02/22 18:46
低い声でそう告げられた私はビックリしながらもお悔やみの言葉を述べ、お線香を上げに行かせてもらえるように申し出た。

次の休みに私はN県にあるNの実家を訪ねた。Nの両親は息子を失ったショックからまだ立ち直れない様子だった。

仏壇に手を合わせた後、私は言葉を選び選びNの両親に、彼がなぜ亡くなったのかを尋ねてみた。

母親は黙ってじっと下を向いていたが、しばらくすると隣に座っていた父親が初めて口を開いた。

「Nは自殺しました。」


542名前:7/8投稿日:03/02/22 18:46
母親はハンカチで顔を覆いながら

「あの子が自殺なんかするはずはないのよ、するはずはない・・・」

と何度も繰り返していた。父親は何か思い当たるようなことはないか、と私に尋ねた。何も思いつかず黙っていた私に、父親はこう続けた。

「なんでS市なんかに行ったのか・・・最後に昔のことを思い出していたのかなぁ・・・」

頭がぼーっとしてきた私は、両親にいとまを告げるとNの家を出た。何かザワザワと引っかかるものを感じていた私は、そのまま車でS市に向かった。

S市に付いた頃にはもう辺りは暗くなりかけていた。私は町並みを懐かしむ暇もなく、当時住んでいたアパートに向かった。

アパートも周りの建物も何一つ変わっていなかった。同じブロックの裏手にあったNのアパートもそのままだった。

しばらく辺りを歩いた私は、一軒の家の前に立った。その家は普通の民家の一階部分を改築してお店にしていた。

M藤食堂もまったく昔のままだった。


543名前:8/8投稿日:03/02/22 18:46
だが、今は人の住んでいるような様子がない。

私がしばらく食堂の前に立っていると、はす向かいの家から中年の女性が出てきたので、近づいて挨拶をした。

女性は怪訝そうな顔をしていたが、大学時代にこの辺りに住んでいたものだというと、少し安心したようだった。

「こんな時間にあんなところに突っ立っているから、また野次馬だと思ったわよ。」

「・・・?」

「あんた知らないんだね?先月その家で男の人が首を吊ってたんだよ。」

「なんでまた空き家に入り込んで首を吊ったんだかしらないけど、一年前のちょうど同じ日にあそこのおばさんも首を吊って亡くなってるからね、『きっと引っ張られたんだよー』って近所で噂してるのよ・・・」

おばさんはその後もまだ何か話していたようだった。しかし、私はなんと言ってその場を離れたのかよく覚えていない。

その後、私は熱を出して2日ほど会社を休んだ。

4階のベランダから体を乗り出してジーっと兄を見ている人がいたそうです。

私の兄の話です(実話)当時私の兄は両親と同居していて仕事は3交代の仕事でした。

1番方(早朝~昼3時頃)2番方(2時~11時頃)3番方(9時~明け方5時頃)といったローテーションで仕事をしてました。

社宅から仕事場まで歩いて数分のところでしたので、兄は徒歩で通勤してました。ある夜の2番方帰りのことです。

仕事場から自宅まで下り階段が続いていて、自宅までたどりつくまでに数棟の社宅がありました。

下り階段を下っていて、何か兄は見られているよな感覚に襲われたそうです。


自宅の手前の社宅(付近の社宅はおおむね5階建ての鉄筋でした)で、なにかすごく異様な感じになったそうです・・・誰かが見てるみたいな。


819名前:おちゅー投稿日:04/06/17 17:32ID:WUtdwgf6
で、兄はその棟のベランダを見ました。

すると、4階のベランダから体を乗り出してジーーーっと兄を見ている人がいたそうです。兄は

「あ・・・○○さんか・・・」

と、顔は知ってるけど、話はしたことは無かった人だったのでそのまま知らん顔して通り過ぎ、自宅へ帰りました。


820名前:おちゅー投稿日:04/06/17 17:37ID:WUtdwgf6
で、自宅へ帰って兄は食事をしながらテレビを見ていたそうです。
そのとき母が兄に言ったそうです。

「あんた2番方で知らんと思うけど、今日の昼にね○○棟の○○さんが自宅で首吊り自殺したとよ」

兄は愕然としたそうです。
ベランダから見ていた人それは母が話したその人だったのです。

○○さんが失踪してから数ヶ月後に体験した実話です。本当に危なかった。

当時高校一年だった俺は、海辺の我が家から、友人宅へ向かうため歩いていました。時刻は午後9時をまわっていたでしょうか。

住宅地とはいえ街灯もまばらで、薄暗い海岸近くの生活道路には、俺以外の人影は全くありませんでした。

と、後ろから足音が聞こえてきました。何気なく振り返ってみると、10メートルほど後方に男がいます。

一見して、それほど若くないことだけはわかりました。足音が早くなり、その男がどんどん近づいてきました。

(追い越すんだな)と思っていると、その足音は1メートルほど後方で速度を落とし、俺の後ろにぴったりとついた形になりました。

細い路地ならともかく、そこは幅5メートルほどもある道です。明らかに意図的なその行動に、振り向くことすらできなくなってしまいました。

そのまま10メートルは歩いたでしょうか、後ろの男が再び早足になると、息がかかるほどに密着してきました。


13名前:コピペ2投稿日:04/06/20 00:44ID:56GWgEG7
密着されて俺の恐怖が最高潮に達した瞬間、角を曲がって1台のバイクが近づいてきて、俺の前に止まりました。

「よ~お、久しぶり。」

それは中学時代の友人でした。その時初めて目の前の異様な状況に気づいたその友人が

「え?誰?何?どうしたの?」

と素っ頓狂な声を上げると同時に、男は不自然に顔を背けると、海岸方向に走り去っていきました。

横田さんが連れ去られたとされる場所から、数キロ地点の海岸線で、彼女が失踪してから数ヶ月後に体験した実話です。

マスコミが彼女の失踪を報道した翌日、当時通っていた道場の後輩が

「あの横田って俺の同級生なんスよ。」

と言っていたのが、今でも鮮明に思い出されます。新潟って恐いですね。長文失礼。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昏睡状態の部下がいる病室の前で寝ているとなにやら話し声が聞こえる。覗いてみるとそのあまりの異常な状況に背筋が凍った。

会社の部下の話なので書くのをためらいましたが、あまりにも不可解なことなのでここに書くことにします。

自分は工場で働いてるのですが、先日その工場で大きな事故があり、部下が巻き込まれました。

詳しくは書けませんが、右腕の肩から先が〇断され、右足も繋がってはいるものの、回復は不可能と言うことで切〇を余儀なくされるほどの大きな事故でした。

彼は意識不明で、救急車で病院に運び込まれました。そのときはかなりヤバイ状態だったのですが、処置のおかげで一命は取りとめました。ですが、依然意識は戻りませんでした。


自分は責任者なので、その夜は彼に付き添って病院で夜を明かすことになりました。

まだ面会謝絶ということで、部屋の外で待機し、上層部との連絡に追われていた自分も相当の疲労からか、いつしか部屋の外のベンチで寝てしまいました。


48名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/08/30 17:33
夜中に人の声がして目が覚めました。時計は3時を指してたことを覚えています。

その声は、昏睡状態の部下がいる部屋から聞こえる気がしたので、ドア越しに覗いてみると、なんと彼が起き上がってベッドに腰掛けてるのです。

そこで、すぐに部屋に入って言葉をかけようと思ったのですが、なんか様子が変なのです。

彼が、ベッドに腰掛けたまま誰もいない空間に向かって、しきりに何か話してるんです。

携帯電話かと思いましたが、そんなものは持ってませんでしたし、あるはずもありませんでした。

内容が聞き取りにくかったので、そっとドアを開けて聞くと、いよいよその異常な状況がはっきりとしてきました。

「はい・・・・ええ、そうです」

「ここから先を引き裂けばいいわけですか・・ええ」

「はい、だいぶ生えてきました。腕の上がまだ」

「足も2ヶ月で生えてくるんですか、ありがとうございます」

このようなことを彼は、身動きひとつせず、部屋の上の方を見ながらずっと喋り続けていたのです。


49名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/08/30 17:34
普通なら意識が戻ったと喜ぶところなのですが、そのあまりの異常な状況に、逆に身動き1つ出来なくなってしまいました。そして次の瞬間

「はい・・ええ、ちょっと待ってください。今誰か見てる奴がいますが」

と彼は言ったのです。背筋が凍りました。まさか自分のことを言ってるのか。

普段なら私のことを「奴」だなんて絶対に言うはずがありません。しかも、それを言うあいだも、彼は全く動かないのです。

私は恐る恐る彼の名前を呼んでみました。すると、突然彼が喋るのをやめ、沈黙が流れたかと思うといきなり

「おい!」

とそのままの向きで言ったのです。自分はその場から逃げていました。

怖くて気がどうにかなりそうでしたが、とりあえず宿直の看護婦のところへ行き今までのことを全部話しましたが、当然請け合ってもらえず、とにかく意識が戻ったのなら病室に行こうということになりました。


50名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/08/30 17:34
病室に戻ると、彼はベッドの中で寝込んでいました。看護婦が一通りチェックくしたあと私に一言

「意識、戻ってませんよ」

そんなばかな、さっきまで起きて喋っていたんだ。といっても全く信じてもらえません。

現在彼は意識も戻り退院してますが、あの夜そんなことを言っていたことは覚えていないということです。

1人留守番をしながら心霊番組をみていると、不気味な電話がかかってきた

親と話をしていたら思い出したので書き込みさせて下さい。不思議な、とは違うのかもしれませんが…。

小学校5年生くらいの時の夏休みだったと思います。私の家から近いばーちゃんの家で「あなたの知らない世界」(心霊番組)を見ていました。

その時ばーちゃんと、うちの母親は買い物に出かけており、私はばーちゃんの家で一人でテレビを見ていたんです。


すると突然、電話が鳴りました。テレビはちょうどCM、家には他に誰もいないから私が出るしかありません。

「もしもし」

と電話に出ると、電話の向こうから聞こえたのは可愛らしい女の子の声。多分幼稚園くらいの女の子。

「おかーさん、いますか?」

うちのお母さんのことだろうか?と思い

「いないよ、今お出かけしてるの」

「おかーさん、いますか?」

何度もそればかりを聞く女の子にちょっとイライラしつつも、いないよと繰り返します。


886名前:2/3投稿日:04/12/1717:05:26ID:Z1fn3Jqy

「おかーさん、いますか?」

そこで私はもしかしたら自分のお母さんを捜しているのかもしれないと思い、

「お嬢ちゃんのおかーさんのこと?」

と聞くと、彼女はたどたどしい言葉で

「お母さん、いないの。
 お兄ちゃんは死んじゃったの。
 お父さんも死んじゃったの」

と。小学生ながらに、これは深刻な問題なんじゃないかと思って、返事を返すのに困ってしまいました。

困っている間にも彼女は、何度もおかーさんはどこ?と繰り返します。そして段々イライラしてきた私が

「お嬢ちゃんのおかーさんはここにはいないよ!!」

と叫ぶと急に女の子が


887名前:3/3投稿日:04/12/1717:05:58ID:Z1fn3Jqy

「あなたです」

と低い男の人のような声で言ったのです。(よくテレビでやってるスローモーションみたいな声)

その瞬間私はサーっと全身の血が引く感覚を覚えて、すぐさま電話を切りました。テレビのチャンネルを変え、ばーちゃんと母が買い物から帰って来るまでずっと外に出てました。

ばーちゃんと母が帰って来てからその話をすると、気味が悪い悪戯電話じゃないのか?といわれましたが…私もそうだったら良いとは思っています。

でもこの話は今思い出すだけでも鳥肌が立ちます。女の子は誰だったんでしょう?最後の方は泣いていたような気がします。

とにかくすっごく怖かったのでここに書き込みさせてもらいました。

長々とすいません。

もしかして火事?と思って見上げてたら、お婆さんが顔を出した。

もう15年も前の話なんだけど、当時俺は小田急線の経堂(きょうどう駅)に住んでてさ、夜中に城山通り沿いのコンビニに夜食を買いに行った。

自転車で城山通りを走ってて、コンビニの近くのバイク屋の前を通りかかった時、なんか焦げ臭い匂いがして止まったんだ。

バイク屋はシャッターが閉まってて、中で誰か作業でもしてんのかな、と思ったけど、気になったんで建物の横にいってみた。


そしたらそのバイク屋の2階の窓が開いてて、そこから薄っすらと煙が出てる。

2階は電気も点いてなくて真っ暗で、もしかして火事?と思って見上げてた。そしたら、その窓から白い下着?かワンピースみたいな服を着たお婆さんが顔を出した。

俺は真下にいたんで、思いっきり目があっちゃった。もし火事とかだったらその段階で何か言ってくるだろ?助けて、とか。でもお婆さんは、何も言わず俺の顔を見てる。

あまりにも普通なんで何か気まずくなって小さな声で大丈夫ですか?って聞いたら、余計なお世話だ、って感じで何も言わずにすーっと窓を閉められちゃった。

こりゃ、サンマでも焼いてたかな、なんて思ってもう行こうとしたんだけど、どうも気になっちゃって立ち去れずにいたら、都合よく道の反対側を自転車のおまわりさんが通りかかった。


282名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/12/10 15:37
俺はおまわりさんを呼んで、

「何かこの家変ですよ」

って言って、二人でバイク屋の裏側に回ってみた。裏に回ってみると、バイク屋の2階は住居になってて、そこのドアの隙間から明らかに異常な量の煙が出てた。俺は慌てて、おまわりさんに

「中におお婆さんがいます!」

って言ったら、おまわりさん、ドアを体当たりで開けちゃった。その瞬間、ものすごい量の煙が噴出してきて、俺はギブアップ。

おまわりさんは何とか中に入ってお婆さんを助けようとしてた。そこはアパート密集地帯だったんで、俺はとにかく大声を出しながら、裏の部屋の扉を叩きまくった。

そして周りの住民と、今思えば笑っちゃうけどバケツリレー。

そんなもんで消えるはずもなく、火はどんどん広がっていって、俺はもう完全にお婆さんのことはあきらめてて、もう危ないからみんな避難した方がいいよ、なんて言ってた。

そしたらやっぱりおまわりさんは凄いもんで、とうとう燃える家の中から真っ黒な顔をして担ぎだしてきた。

俺達も手を貸して安全な所に横たわらせてよく見たら、それはじいさんだった。着てるものも全然違う。

ありゃーと思って見上げたけど、どう考えてももう、お婆さんの救出は不可能。やっと消防車が駆けつけて消火を始めた時には2階は火の海だった。


283名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/12/10 15:38
その後、じいさんは一命を取りとめたらしい。

じいさんはバイク屋とは無関係で、2階を借りてただけ。家賃もかなり滞納してたようで、自殺?って可能性が高いみたいな話を聞いた。

俺はその後第一発見者ってことで消防から賞状をもらった。

ところでお婆さんなんだけど、そんな人いないんだって。じいさんはずっと一人暮らしだったらしい。警察も消防もおじいさんと見間違ったんでしょ、ってさらっと流しやがった。

見間違いのはずないんだけど。

だって助け出されたじいさんはハゲ頭だったけど、俺はお婆さんの髪型まで覚えてるし、何よりも俺の目の前で窓を閉めやがったんだぜ。

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