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背中の開いた服が着たい!! 背中ニキビ、実は「カビ」だった!?

いつの間にかできている背中ニキビ。痛みもかゆみもない、なぜ?
2016/07/20 UPDATE
 
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綺麗な背中は、女性なら誰もが憧れますよね。

しっとり、すべすべの滑らかな肌。

夏になれば、背中の大きく開いた服や、水着を着る機会もあるでしょう。
その時に鏡に映した自分の背中を見て、
「あれっ、こんなところにニキビがあったの!?」と初めて気づいたなんて経験は
ありませんか?

実は背中ニキビができる原因は、こんなところにあります。

男性ホルモンの分泌

肌は本来、自力で皮脂の量を調整する機能を持っています。
肌を守るために必要な量だけ、皮脂を分泌するのです。

この皮脂量の調整機能は、男性ホルモンと女性ホルモンの正常なバランスによっ
て、保たれています。

ニキビの原因となる皮脂詰まりは、このホルモンバランスが崩れたときに発生するんです!

皮脂分泌と毛穴詰まりを促す男性ホルモンが多く分泌されると、皮脂が大量に
分泌されて、毛穴に詰まり、ニキビができやすい状態になります。

毛穴詰まりを解消する効果を持つ女性ホルモンより、男性ホルモンが増えてしまうと、
ニキビができてしまうのです。

では、その男性ホルモンが多く分泌される原因は何なのでしょうか。

なぜ「男性ホルモン」が分泌されるのか?

その原因は、”生活習慣の乱れ”です。

睡眠不足・運動不足、偏った栄養バランスの食事や疲労、
また、精神的なストレスでホルモンバランスはすぐに崩れてしまうのです。

ホルモンのバランスが崩れると、副腎皮質からコルチゾールという、
男性ホルモンの分泌を増加させるホルモンが分泌されます。

このコルチゾールは、「ストレスホルモン」と呼ばれていて、体のストレスによ
って分泌されるものなのです。
「男性ホルモン」+「ストレスホルモン」により、皮脂が大量に分泌されることに……。

最悪の悪循環です。

背中は体の中でも、皮脂分泌が多い部分です。

皮膚が厚くできているため、肌のターンオーバーにも時間がかかります。
その分、毛穴詰まりやニキビができやすい部位でもあるのですね。

さらに、常に衣服と密着しているために通気性が悪く、蒸れて菌が繁殖しやすい
状況にあるのも背中ニキビの厄介な特徴の1つです。

背中ニキビと顔ニキビの違い

顔にもできるし背中にもできるニキビ。
困ったなぁと頭を抱えたいところですが、同じニキビでも決定的な違いがあるんです!

それは、「ニキビ菌の種類」です。

顔ニキビのアクネ菌は、健康的な人の肌に備わっている皮膚を保護する良質な
菌なのですが、背中ニキビのマラセチア真菌は、なんと”カビの一種”なのです!

マラセチア真菌も、体にもともとある菌ではありますが、皮脂を好む性質を持つ
ため、皮脂の多い毛穴にどんどん繁殖していき、ニキビを悪化させます。

そして、マラセチア真菌はカビ菌なので、1度毛穴に入り込むと、抗生物質を
病院で処方してもらわないと治すことができない、悪質な菌なのです。

また、 かゆみや痛みを伴わないため、「いつの間にかニキビができている!」という事態がおきてしまいます。

「かゆくないし、痛くもない。放っといてもいいかな?」
と、放置している人はいませんか?

できてしまったニキビを放っておくと、次のようなことが起こります。

背中ニキビを放っておくと…

◯マラセチア真菌が増える

できたばかりの白ニキビの段階では、まだマラセチア真菌は繁殖していません。しかし、その白ニキビの膿に入り込み、毛穴の皮脂をエサにどんどん増殖。

マラセチア真菌が増殖すると、ニキビは炎症をおこして赤ニキビとなり、ニキビの数も増えていくのです。

◯ニキビ跡になる

炎症をおこしたニキビと衣服が擦れると、ニキビに負担がかかることで、ニキビ跡になる可能性が……。

ニキビ跡になると、自分で治すことはほぼ不可能に。ニキビ跡を消していくためには、根気強い治療が必要になります。

こうなる前に、自分で防げるのであればそうしたいですよね。

ここからは自分でできるケアと、病院で受けた方が良い治療の方法をご紹介します。

自分でできるケア

◯初期段階であれば治せる

初期の白ニキビや、マラセチア真菌が繁殖していない段階のニキビは、自分でケアして治すことが可能です。

ただし、 無理にニキビをつぶしたりすると、ニキビ跡になってしまう可能性があるので要注意!

赤く炎症をおこしたニキビがいくつもできているときは、マラセチア真菌が繁殖している可能性が高いので、病院での治療になります。

◯背中専用のニキビケア

具体的なケア方法は、 背中用のニキビケア化粧品を使用することです。背中を清潔に保ち、ビタミン配合の化粧水を使うことがオススメ。

ビタミンの効果は2つ!ニキビの炎症を抑えて、毛穴につまった皮脂を毛穴から除去しづらくする物質を弱めること。

また、ニキビ跡の原因になるメラニンを抑制する効果があることです。

背中は手が届かないのでケアしづらいですが、スプレータイプの容器に化粧水を移し替えると、ケアしやすくなります。

病院での治療法

保険治療は3つあります。

◯塗り薬

多く処方される塗り薬は、「ディフェリンゲル」というもの。

古くなった皮脂のかたまりである、角質をはがす効果があり、ピーリングの役割をする薬です。初期のニキビから炎症をおこした赤ニキビまで、さまざまなニキビに効果が期待できます。

また、できてしまったニキビだけではなく、ニキビができそうなときに使うと、ニキビが大きくならず、はやめに治すことが可能。

副作用として、ひりひりした痛みや、赤みが出ることが多く、人によっては、皮がむけたり、耐えられない痛みになることも。

肌に必要な皮脂もとってしまうので、使用している間は保湿をすることが大事です。

◯内服薬・外用薬

この治療は、抗生物質や漢方薬で、塗り薬と飲み薬があり、症状によって医師が処方。

ニキビの原因菌を殺すお薬なので、症状や治療に関係なく処方されるケースが多いです。

ただし、長く使用すると耐性菌ができてしまい、薬が効かなくなってしまうので、一定期間での治療に限られます。

◯面皰圧出

面皰圧出器という器具を用いて、ニキビの膿をとりだす方法。

毛穴詰まりや白ニキビなどに用いるため、初期段階でのニキビ治療に向いている治療です。ニキビの根っこをとることができるので、跡も残らずキレイに治すことができます。

保険外治療は7つです。

自費治療を受けるニキビは、保険治療でも改善がみられなかったり、ニキビ跡に
なってしまっている場合になります。

ニキビ治療に特化した機械や薬剤を使用するので、高い効果が期待できます。
症状に合わせた様々な治療法があるので、医師と相談をして治療を選択しましょう。

◯ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、古い角質を溶かし、新しく綺麗な皮膚にする治療法。

古い皮脂と角質をとることで、毛穴の詰まりを解消します。

ケミカルピーリングは、グリコール酸、フルーツ酸、サリチル酸、の3種類があり、強いピーリングから痛みがない弱いピーリングまで、症状や体調に合わせた薬剤を選ぶことができます。

ケミカルピーリングの具体的な効果は、主に7つ!

・肌汚れを落とす
・殺菌効果で背中の肌を清潔に保つ
・肌のターンオーバーを正常に近づける
・炎症を抑える
・皮脂の分泌を抑える
・にきび跡の色素沈着を改善する
・毛穴詰まりを改善する

ニキビの皮脂詰まりをとる治療なので、背中ニキビ治療のスタンダード治療になっています。

◯イオン導入

イオン導入は、器具に電流を流し、その器具を肌にあてて、ビタミンCなどの栄養分を肌に浸透させるもの。

手やコットンでビタミンCを塗るよりも、この電流が流れる器具では30~50倍も浸透力があがります。

ビタミンCは、皮脂の分泌を抑える効果があるため、ビタミンCを浸透させることはニキビに効果あり。1週間に1度の治療を、3~4回繰り返すことで効果が実感できるようです。

◯レーザー治療

レーザー治療は、肌に小さな穴を開け皮膚の入れ替えを行う治療法。

1回の治療で、5~15%の皮膚が入れ替わるといわれています。ただし、痛みを伴うこともあるため、麻酔を使用することも。また、かさぶたになることがあり目立ってしまう可能性もあります……。

皮膚の入れ替えをするため、ニキビの根本治療に。特に、ニキビ跡やクレーターに効果的な治療法です。

◯光治療

光治療とは、IPL(インテンスパルスライト)という光を皮膚に照射する治療法。

ニキビ跡など、肌に傷が残ってしまった症状に効果あり。皮膚のターンオーバーを正常化し、肌のハリを保つ働きのあるコラーゲンを増えやすくする働きがあります。

レーザー治療とは違い、痛みを伴わないため、麻酔の必要がありません。ただし、治療回数が必要になるため費用の負担がかかります。

◯ホルモン治療

ホルモン治療は、ホルモンバランスの乱れを整える効果がある治療法。

必要以上に分泌された男性ホルモンに対し、体内に女性ホルモンを投与することで、皮脂分泌を抑制し、毛穴詰まりを解消します。

ホルモン治療は、3か月の治療期間が目安です。ニキビ発生の根本を治療するので、再発率が低くなることが大きな特徴です。

◯ダーマーローラー

ダーマーローラーとは、極細の針でわざと皮膚に傷をつけ、皮膚の修復力でニキビを治していく治療法。

ニキビ跡や、クレーターのニキビに効果的。肌の深部から入れ替える治療なので、根本治療として期待される治療法です。

◯プラセンタ注射

プラセンタ注射は、ホルモンバランスを整える効果をもつプラセンタと、皮脂分泌を抑えるビタミン剤や栄養分と配合し、注射器で投与する治療法です。

体の内部からの治療になります。ホルモンバランスを整える効果があるので、生理前ニキビや、子宮内膜症によるニキビに効果的。

ピーリングとイオン導入のデメリット

さまざまな自費治療がありますが、ケミカルピーリングとイオン導入が基本的な治療。

ピーリングにより、たまった皮脂と古い角質を取り除き、新しいキレイな皮膚になります。

その際、皮脂と角質をすべて取り除いた状態の肌は、肌の表面を守るものがなく、非常に敏感な状態に……。

そこに、炎症や皮脂分泌を抑えるビタミンCや、肌の栄養分となる成分をイオン導入で浸透させることで、敏感になった肌を保護するのです。

ピーリングのみの治療だと、自分で水分や皮脂、栄養分を補うことは難しく、イオン導入のみの治療では、余計な皮脂や角質が浸透の邪魔をして、浸透しずらくなるため、セットでの治療が望まれます。

自費治療のピーリングとイオン導入は、ニキビ治療のスタンダード治療であり、効果がありますが、デメリットはあるのでしょうか。

治療を選択する際に、不安な点はすべて知っておきたいもの。治療のデメリットを知って、納得してニキビ治療に臨みましょう!

◯肌への負担が大きい

ピーリングは、肌に不要な皮脂と角質をはがしますが、その際に、肌に必要な皮脂や栄養分も一緒にはがしてしまうので、肌への負担が非常に大きくなってしまいます。

イオン導入で、ビタミンCや栄養分は肌に入れていますが、自分で保湿することがとても大事。背中を洗う際には、ゴシゴシ洗わずやさしく洗い、保湿化粧水でしっかり保湿しましょう。

◯費用が高い

自費での治療になるため、費用が高くかかってしまいます。ピーリングは、1回につき3,000~20,000円、イオン導入は、1回につき5,000~15,000円ほど。

自費治療のため、病院や先生、選ぶ薬剤により値段は変わりますが、費用の負担が大きい治療です。

◯一定期間の通院

1回での治療でも効果を実感できる人はいますが、完全にニキビやニキビ跡をなくすには、数回の治療が必要になります。個人差はありますが、約、10回ほどの治療が必要なようです。

1回あたりの治療費が高いため、数回の治療でさらに費用負担が大きくなってしまうことが、大きなデメリット……。

背中ニキビは予防が大事!

背中ニキビは厄介なカビ菌が原因のため、1度できてしまうと治療に時間と
費用がかかってしまいます。
そのため、予防がとても大事なのです!

背中ニキビの予防は、普段の生活習慣を整えること、清潔に保つことで簡単に
予防できるので、意識してみましょう!
具体的な予防法を7つ紹介します。

・睡眠をしっかりとる
・栄養バランスの取れた食事をする、特にビタミンの含まれる食べ物がGOOD!
・積極的に階段を利用するなど、運動を心がける
・パジャマは毎日とりかえる
・衣服は清潔なものを着る
・背中をしっかり洗う、ごしごしするのではなく優しく洗うこと
・布団のシーツを清潔に保つ
・特に汗のかきやすい夏は、汗をやさしくふきとること
・背中用の化粧水で保湿する

普段の生活を意識することで、背中ニキビは予防できるのです。

気づかないうちにできてしまっていることが多い背中ニキビ。

初期のニキビであれば自分でケアすることも可能ですが、気づいたらすぐに病院
でのニキビ治療をすることが、完治への近道です。

さまざまな治療法があるので、デメリットも知ったうえで、自分の症状に合わせた納得できる治療法を選択しましょう!

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