【お手柄】アップルの”Siri”　オーストラリアで赤ちゃんの命救う！！

アップルの音声アシスタント「Siri（シリ）」
「○○の曲かけて」「おいしいラーメン屋をさがして」等の問いかけに
素早く対応してくれます。

そんなsiriがオーストラリアで、人命救助に一役かう
大手柄を立てていたことがテレビニュースで明らかになりました。

1歳の娘の息が止まっているのを発見した母親が、Siriに話しかけて
救急車を呼び、病院に運び込まれて事なきを得たといいます。

出典: www.city.sasebo.lg.jp

iPhoneで電話をかけて救急車を呼べばいいのに、
とは誰しも思うところでしょう。
しかし、部屋の中でぐったりした娘を発見した途端、
母親のステイシーさんは気が動転して、手にしていたiPhoneを
床に落としてしまいます。
そのまま娘に心肺機能蘇生を施すステイシーさんは興奮して、
「ヘイSiri、緊急サービスにつないで」と叫ぶと、
床に転がっていたiPhoneのSiriが起動。
救急車を呼ぶことができたそうです。

肺の感染症にかかっていた娘は、救急車が到着したころには
何とか息を吹き返し、その後の入院治療で無事快復しました。
息が止まったことによるダメージも残らずに済みましたが、
医師によれば、見つかった時には一刻一秒を争うような状態だったそうです。

一方で、ステイシーさんはアップルへの感謝の気持ちを口にしつつ、
自分がもし電話を落とさなくても、パニック状態でうまく番号が
押せなかったかもしれないと振り返ります。
しかも子供の面倒を見ながら、海軍に勤める夫と電話で話すことが
多いため、スピーカーフォンにしたままだったことも
今回は幸いしたようです。

ちなみにこうしたSiriの機能は
すべてのiPhoneに備わっているわけではなく、
最新型の6Sだけ対応しているということです。

何はともあれ、パニックに陥った母親の叫びもきちんと聞き、
救急車を呼んだsiri、あっぱれと言う他ありません。