2015年8月27日の早朝...
ニューヨークのペンシルベニア州に住む、アンジェリカ・サイプさん家の子供部屋に、銃弾が撃ち込まれるという恐ろしい事件が起きました。
2015年8月27日の早朝...
ニューヨークのペンシルベニア州に住む、アンジェリカ・サイプさん家の子供部屋に、銃弾が撃ち込まれるという恐ろしい事件が起きました。
銃声を聞いて頭の中が真っ白になりながら、急いで息子の部屋に駆け付けたアンジェリーナさん。
銃弾は3歳の息子デマール君が寝ている部屋の窓を貫通していたのです!
しかし...息子は気持ち良さそうに寝息をたてていました。
「銃弾はどこへ???」
慌てて部屋を見回すアンジェリーナさんの目に映ったのは...
床に寝そべる血に染まった飼い猫、オピーの姿だったのです。
銃弾はオピーの肩と首を通り抜け、頭まで貫通していました…。
どうやら、オピーの頭部を貫通した銃弾は、次にデマールくんが眠る枕に当たり、そこから跳ねたようでした。
もしオピーがそこにいなければ、銃弾は息子に直撃していたはず・・・。
身震いをしながらその時の光景を振り返るアンジェリーナさん。
ひどく流血していたオピーでしたが、かすかに息が聞こえていたため、すぐに救急診療所で治療を受けたオピーは、なんとか一命を取り留めました。
オピーの悲惨な状態を見た獣医さんからは、安楽死という選択の提案もあったと言います。
しかし、息子の命を守ってくれたオピーの命を容易に諦めるわけにはいきません。
アンジェリーナさんは、オピーのために自分にできる限りのサポートをすることを胸に誓ったのです。
そして、オピーの手術は無事成功。
自らの身を呈して3歳のデマール君を救った英雄オピー!!
痛々しい姿に胸が苦しくなりますが、オピーが身を挺して守ってくれたデマールくんも、オピー自身も...
助かって本当に良かったですね。
このニュースは世界中で配信され、英雄のオビーは全世界で称えられたのでした。
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