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動物と一緒に生活をしているあなたへ伝えたいこと。

ペットのShepと飼い主のJohnさんの心温まる物語。湖の中で飼い主の胸で幸せそうに眠るペットの顔が印象的です。
2016/04/28 UPDATE
 
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ペットはあなたの一生のパートナーです。

動物を飼うということ。

その成長を見守り、一緒に生活をする。

これはとても幸せな時間です。

しかし、彼らは
いつまでも赤ちゃんではありません。

人間同様老いていきます。

いや、人間よりもずっと早く。
 

ここで一枚の写真を紹介します。

男性と老犬が湖の中にたたずむ写真。
 
その老犬は重い関節炎を患い
動くこともままなりません。

男性は少しでも痛みから解放しようと
愛犬を抱え毎日湖に連れて行っています。

写真に写っている男性の名は
アメリカ在住のJohnさん。

そして彼に抱きかかえられているのは
愛犬Shep。

Shepは生後8カ月の頃に
Johnさんのもとにやって来ました。

そのShepももう19才。

人間の年齢にしたら
100才はゆうに超える高齢です。

年をとったShepは
重い関節炎にかかり
そのあまりの痛さに
食事も眠ることさえも
ままならなくなってしまいました。

もう活発に動くことも
一緒に遊んだりもできません。

しかし、JohnさんのShepへの思いは
そんなことでは消えませんでした。

彼は動けなくなったShepを連れて
湖へ行くようになりました。

そして、Shepを抱えて
水の中に入るのです。

水に入ると浮力により
一時的ではあるが関節炎の痛みが
緩和されるといいます。

Johnさんは毎日毎日
Shepを湖に連れて行き
少しでも痛みがやわらぐよう
つとめているそうです。

この写真を撮影した
フォトグラファーのStonehouseさんは
こう答えました。

「写真を撮ったとき
 
 Shepはパパ(Johnさん)の腕の中で
 眠っていました。

 それも、とても穏やかな表情で」
 
 
と語っています。

なんの心配もなく
スヤスヤと眠る表情はまるで子犬のように。

関節の痛みもやわらぎ
何より大好きなJohnさんと一緒にいて
安心しているのではないでしょうか。
 

Shepはその後
20歳の誕生日を迎えた1ヶ月後の、
2013年7月に無事
老衰で昇天したそうです。
 

動物を飼う期間は人間にとっては
長い人生の一部分かもしれません。

しかし、ペットとして飼われた動物は
一生涯人間の下で暮らすことになります。

人間との時間は
彼らの生涯そのものなのです。

動物を飼うときは
彼らの寿命が1年であっても20年であっても
そのことを忘れてはいけません。

Johnさんのような愛情こそが人間と動物
双方の幸せにつながるのではないでしょうか。
 

最後にJohnさんとShepのファンが作った
メモリアルビデオをご覧ください。

2013/07/27 に公開


Inspired by the real life story of the incredible love between a man [John Unger] and his dog [Schoep]. They had 20 years together -- 20 years of unconditional love. The text was written by me. The photos are from John’s Facebook page. The song is that of Sir Elton John. This story moved me so very much. I hope it will you as well. Love, Jenny P.S. PAY IT FORWARD :)...

Shepが死んだ後
インタビューでJohnさんが
微笑みながらこう語ったそうです。
 

「相棒がいなくなって
 寂しくないですか?」
 

「もちろん、寂しい。

 けれど僕たちは愛に満ちた日々を
 一緒に過ごした。

 彼は僕にとって大きな贈り物だった。

 だから僕は彼を
 送り出しても幸せなんだ。」

出典元:Schoep and John

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