出典: tabi-labo.com
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遺伝子疾患で生まれた真っ白いグレートデーン。
「きっと長くは生きられない」と獣医から告げられた日から、飼い主は子犬との別れの日までを映像に残すことに決めました。
いつまで一緒にいられるか・・・
映像で記録する愛犬との日々です。
彼女の名前はペガサス。
遺伝子疾患により色素を持たず生まれてきたグレートデーンです。
“バックヤードブリーダー”の元から救出されました。
一緒に生まれてきた兄弟のほんどは、躰に奇形が出たり、出生後間もなく死んでしまい、この子も『そう長くは生きられないかもしれない。
たとえ生き延びたとしても、目が見えなかったり、耳が聞こえない障害が出るかもしれない』と僕は、そう聞かされていました。
それでも、僕は子犬を引き取り、いつまで生き続けてくれるか分からない彼女との時間を、毎日ビデオに撮って、別れの日まで記録していくことに決めたのです。
これは、南アフリカ在住の映像プロデューサー、Dave Meinertさんの愛犬「ペガサス」の成長記録です。
彼の文章に登場する“バックヤードブリーダー”とは、しっかりした交配や繁殖の知識を持たず、利益目的で繁殖を行うブリーダーを意味する言葉。
ペガサスは言うならば、その犠牲として生まれてきた犬でした。
わずか90秒ほどにまとめられた動画ですが、まるでショートムービーのように深く心に残る時間を与えてくれるでしょう。
ルームランナーの上を歩くペガサスの姿に、あなたは何を感じるでしょうか?
それでは動画をご覧ください。
今日も、一緒にいることのしあわせ。
たくましく成犬となったペガサス。
しょっちゅう病気にかかり、アレルギーが躰に出たり、くしゃみが止まらなくなってはDaveさんに連れられて動物病院を回る日々。
いまではかかりつけの獣医さんが7人もいるそうです。
それでも、たとえどんなに手がかかろうとペガサスへの愛をこう言葉に代えるDaveさん。
「彼女があと、どのくらい一緒に生き続けてくれるか。
僕には分からない…。
だけど、いま僕らは本当にハッピーな時間を過ごしているよ。」
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