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空き巣が入りやすい家とは…こんな家は狙われやすい防犯対策を・・・

空き巣に狙われる家はこんな家…当てはまってたらカモにされる危険性が…
2018/04/07 UPDATE
 
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空き巣が入りやすい家とは…こんな家は狙われやすい防犯対策を・・・

空き巣の侵入手口で最も多いのは

「無締り(無施錠)」、「ガラス破り」 です。

この2つの侵入手口による被害が

全体の約8割を占めていて、

一般的にイメージされるような、

いわゆる「ピッキング」は

全体の1割弱となっています。

マンションの中高層階では、

「無施錠」による被害が多くなりますが

「戸数があるから大丈夫」

「高層階だからわざわざ空き巣に入られないだろう」

などとといった油断から

無施錠で出かけてしまう人が

多いことが背景あります。

空き巣はそんな油断をついて

屋上からロープを伝っておりてきたり

ベランダ伝いに移動したりして

開け放しの窓や玄関から堂々と侵入します。

多くの人が出入りするので

住人を装えば怪しまれないのも盲点です。

頭と肩さえ入れば小さな窓からでも

簡単に侵入できてしまうのです。

空き巣の滞在時間は長くて10分です。

「近所のコンビニまでちょっと買い物」

「ほんの数分だから」という甘えが

被害につながってしまいます。

空き巣は計画的にそれまでの経験と

勘に基づき、カモになりそうな建物の

特徴をきちんと見極めて選んでいるのです。

こちらの表は警視庁が行った

実際に摘発した空き巣犯行者

35人への聞き取り調査の結果です。

実行犯達の証言によれば

侵入した家を選んだ決め手として

「クレセントを外せば入れる」と答えたものが

40%でもっとも多い結果になりました。

空き巣がカモと考える「クレセント」とは

俗にいう窓の鍵のことで

半円形のレバーを回転させて締める金具のことです。

厳密には鍵ではないため

窓ガラスさえ割れれば空き巣でなくとも

簡単に開けることができます。

事実、空き巣の侵入手口で

最も多用されているのは

ガラス破りであることから

クレセント錠一つの窓は

狙われやすい傾向にあります。

そのため、クレセントの他に

補助鍵がある面格子がついている、

防犯フィルムが貼ってあるなど

一手間かけないと侵入できない

構造にしておけば空き巣は

それだけで嫌がります。

実行犯への聞き取り調査からも

それは明らかで空き巣は侵入に

5分以上かかると約7割が犯行を

諦めることがわかっています。

また、正面をきって

入ってくる空き巣も沢山います。

戸締りしていない家が狙われるのは

当然ですが、きちんと施錠していても

特殊な技術でピッキングしたり

サムターン回しといって割った窓や

ドアの郵便受けなどから手や工具を伸ばし、

鍵のつまみを回して解錠して入ってきます。

実はこの程度の施錠開けは空き巣にとって

朝飯前でクレセントを開けるのと

たいして労力が変わりません。

空き巣は侵入に時間がかかることを

非常に嫌うのでピッキングに強い

シリンダーに変えるなり

サムターン対策を施した商品に

交換するなりして施錠の難易度を

上げることが大切です。

空き巣の侵入口の約8割は窓からです。

ベランダ、居室など入りやすそうな

窓を見つけてやってきます。

そのため、そもそも窓に近づきやすい

家は狙われる傾向にあります。

特にベランダや高窓の周囲に足場があり

侵入口まで容易によじ登れそうな

家はカモにされます。

調査によると実際に空き巣が侵入を

決めた理由の中にベランダに

登りやすい家が多いといいます。

空き巣が足場に使うものの具体例として

出窓の屋根、塀、物置、カーポートの屋根、

排水管、エアコンの室外機、電柱、

ポリバケツ等が挙げられます。

このようなものがある家は注意し、

早急に配置を見直したほうがいいでしょう。

それだけで標的になってしまいます。

侵入口の窓がブロック塀に囲まれていたり、

樹木が生い茂って玄関周りや

ベランダの視界を遮っていたりする家も

格好の標的です。

人目につきにくい上、

身を隠すことも可能だからです。

線路沿いだったり、雑音の多いような

場所では、もしかしたらガラスが割れる

音にも気が付かないかもしれません。

しかし、大きな音を出さない

ガラスの割り方もあるので

死角にならないようにすることが大切です。

マンションや集合住宅の場合、

非常階段から屋根上に上がり

ロープなどでベランダに降りる下がり

蜘蛛と呼ばれる手口があり、

侵入に成功下空き巣はバルコニー伝いに

隣の部屋に移動したりもします。

人の視線は基本的に上に届きにくいため、

最高層にある部屋は1階や2階に次いで

狙われやすい傾向にあります。

有効な防犯対策
見通しを妨げる障害物は取り除いたり、

暗く死角になる場所には

センターライトを取り付けるなどで

対応したほうが良いでしょう。

窓自体を防犯に強いガラス窓に

交換する方法もありますが

それはやはり高額です。

比較的安価で簡単にできる方法としては

まずは玄関と同じように1ドア2ロックが基本です。

通常の鍵のほか、上部か下部に補助錠

(ストッパー)の設置で

窓を開けにくくすることです。

また、窓の破壊を守るためには防犯フィルム、

窓の衝撃を察知し、大きな音を出す

振動アラームを取り付けるのもいいでしょう。

そして、出かける時には1階の

窓のシャッター・雨戸を閉める。

窓に補助錠を付ける。

短時間であれば明かりをつけて

可能なら周囲を明るくすることが鉄則です。

もし空き巣に狙われやすい特徴が

いくつも当てはまった方は

今一度防犯対策を見直す必要があります。

ぜひ、今すぐに対応しましょう。

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