「瓢箪から駒」(ひょうたんからこま)ということわざをご存知でしょうか。
意外な所から、意外な物が出てくることという意味です。
ちょっとした発想の転換で、意外ないい結果がでたというお話です。
「瓢箪から駒」(ひょうたんからこま)ということわざをご存知でしょうか。
意外な所から、意外な物が出てくることという意味です。
ちょっとした発想の転換で、意外ないい結果がでたというお話です。
アメリカの警察署では、犯罪を行った容疑者の顔写真を撮影して公開します。
この写真は『マグショット』と呼ばれ、それがたとえ一般人であっても著名人であっても同じように公開されるのが一般的だそうです。
2018年7月、ニュージャージー州で何者かが住宅の庭に侵入する事件が発生しました。
容疑者は駆け付けた警察官になんなく現行犯逮捕されました。
そして、警察は容疑者のマグショットをFacebookに公開しました。
それがこちらです。
「この容疑者はニュージャージーアベニュー1300番地にある住宅の庭にこっそり侵入していたところを捕まりました。#pugmug(パグマグ)もしこの者の飼い主を知っていたらご連絡を。」
そうなんです。
住居侵入の現行犯で捕まった容疑者は『パグ』だったのです。
警察はさらに『容疑者』が収容されている様子も公開します。
それからまもなく飼い主が見つかり、『容疑者』であるメス犬ビーンは保釈金であるクッキーを支払って無事に釈放されました!
この警察のユーモアあふれる投稿を見た人たちは大笑いしました。
そして、『容疑者ビーン』のマグショットは1万回以上シェアされています。
アメリカでは迷子になった犬が誰かに連れ去られたり、そのまま行方不明になったりすることもあります。
ビーンを保護してマグショットを公開し、それがネットで話題になったおかげで、スピード釈放につながったといえるのではないでしょうか。
まさに警察のお手柄です。
迷子の犬の情報をマグショットで上げるなんてことは、当初は想定されていなかったと思いますが、ちょっとした発想の転換でこんないい結果がでることもあるのです。
また、こんなマグショットがみられるなら、通常なら見ない本来の情報も目につくようになり、別の効果も期待できそうです。
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