もうすぐ夏休み!
そのレジャーの定番といえば、やはり海水浴ですよね!
しかし毎年、海での事故はあとを絶ちません。
特に有名なのは「離岸流」と呼ばれる現象によって、泳ぎが得意な人でもいつの間に遠く沖合いに流され、命を落とす痛ましい事件が多数報告されています。
しかし、なんとこの離岸流の3倍もの強い力のある「戻り流れ」と、呼ばれる波が存在することがわかりました。
一体、「戻り流れ」とはどういうことなのでしょうか。
もうすぐ夏休み!
そのレジャーの定番といえば、やはり海水浴ですよね!
しかし毎年、海での事故はあとを絶ちません。
特に有名なのは「離岸流」と呼ばれる現象によって、泳ぎが得意な人でもいつの間に遠く沖合いに流され、命を落とす痛ましい事件が多数報告されています。
しかし、なんとこの離岸流の3倍もの強い力のある「戻り流れ」と、呼ばれる波が存在することがわかりました。
一体、「戻り流れ」とはどういうことなのでしょうか。
さて、海水浴客にとって危険な「戻り流れ」とは…
その恐ろしさを表す動画が投稿され、多く話題を呼んでいます。
2人いる男の子のうち、1人が波に足をとられて転んでしまいました。
これを見ていた父親らしき男性は、「こっちへ来い」とでも言うように手で合図をしますが、男の子はみるみるうちに波際まで引っ張られてしまいます。
そして、男の子はなんとか自力で立ち上がり、父親の方へ走ろうとしますが…時すでに遅し。
男の子の元へ母親らしき女性がたどり着く前に、さらに波がまた幼い少年をさらっていきました。
このようなことは波打ち際で、誰でも一度は、経験したことがあるのではないでしょうか。
そんな様子を見ていた父親と母親が、ここへきてようやく事態の深刻さに気づき、波に流された男の子の元へ全力疾走で駆け寄りますが、少年はあっという間に沖まで流されてしまいました。
目の前で、瞬く間に海に引きづりこまれていくまさに悪夢の瞬間。
すると、周りで見ていた他の海水浴客達もこの異変に気付き、男の子と両親のところまで走っていきます。
周りが異変に気づき騒然となる中、またもや巨大な波は男の子を丸のみにし、他の海水浴客達もその勢いに為す術もありません。
少年の父親と見られる男性も波に足を取られ、引き波に流されないように必死で、地面にしがみついているのがよくわかります。
大人の男性でも、気をつけていないと流されてしまうとても強い力の波、はたして男の子は大丈夫でしょうか。
そんな中、なんとか1人の勇敢な男性が、男の子を波からすくい上げ、助けました。
しかし、この海水浴客の助けがなかったら…と思うと、背筋がゾッとします。
このことから男の子をさらった波が、「戻り流れ」と言われるもので、水深が急に深くなっている海岸で発生し、砂浜や波打際にいる人が強い波の力で足元をすくわれ、海の中に引き込まれてしまう恐ろしい現象です。
一気に流されてしまうことで、パニックになり溺れてしまうのです。
このように楽しい夏の海は、常に危険と隣り合わせであるということに十分注意を払って、事故のない余暇を過ごしたいものですね。
ちなみに、「戻り流れ」の発生が認められた海岸は、遊泳禁止措置などが取られている場合がほとんどですので、海水浴に行く前に、あらかじめその海岸が遊泳禁止になっていないかどうか、チェックしましょう。
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