出典: jprime.ismcdn.jp
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まるで中世ヨーロッパの邸宅のような重厚感のあるそのキャバクラ店『A』は、関東近郊の温泉地にあって、静かにお酒が飲める高級店として地元ではよく知られた店だ。
しかし、1年ほど前から常連客が顔をしかめる事態が起きていた。
「ジャニーズ連れてきたよ」
「イエーーイ!」
別のキャバクラで一般人に声をかけられ、その勢いで連れられてきたひとりの若者。それがHey! Say! JUMPの岡本圭人だった。
「もともと、テレビ番組のロケで来たことがあるようで、この温泉地を気に入っていたみたいなんです。ここの人は芸能人を見かけても騒いだりすることはないので、居心地がよかったんじゃないですか。最近だと3月上旬にも見かけました」(『A』の常連客)
3月上旬と言えば、通っていた上智大学の卒業を間近に控えたころ。うれしさのあまり、ハメをはずしたくなってしまったのかと思いきや、彼は『女性セブン』5月3日号で驚きの告白を。
「昨年夏、実家に大学から1通の書類が届きました。その封を開けた父からの電話で、大学を『退学』になったことを知りました」
「仕事に打ち込むほど、大学の勉強に集中できないことも増えてしまったんです」
なんと、国際教養学部を退学したことを明かしたのだ。岡本の学業を優先して組まれてきたグループのスケジュール。彼は前述のインタビューで、メンバーに対する当時の複雑な思いを吐露しているが、2留の末の退学となった。
そのショックを忘れるべく、“ヤケ酒”のような意味合いもあったのだろうか。キャバクラでの飲み方は、常連客の目に余るものだったという。
「もう彼は25歳なんですか? そんなふうには見えなかったですね。学生のコンパみたいにノリノリで大騒ぎしてましたよ。ほかにもお客さんがいるのに、全然おかまいなし。毎回騒いで、ご機嫌になって帰っていきますよ」(前出・常連客)
芸能人がお忍びでやってくることがあるというこの店には、彼にとって尊敬すべき先輩がやってきたことも……。
「実は昨年の10月に中居正広さんが来たんですよ。彼は岡本クンと違って紳士でしたね。ほかのお客さんのことを常に気にしていて、邪魔しちゃいけない、目立っちゃいけないという謙虚な意識が高かった。
テレビの中と違い本当におとなしかったですね。周りの客も、さすが芸能界のトップは違うなと感心していました」(別の常連客)
岡本はさらに、『A』とは目と鼻の先にある別のキャバクラ店『L』にも、同じくらいの頻度で出没していた。
「いつも同世代の男の子を3~4人連れて飲みにきますよ。
岡本クンは芸能人特有のオーラはありますね。ただし、お父さんの元『男闘呼組』岡本健一さんにはあまり似ていなくて、ちょっと地味かな。
でも毎回騒いでいる姿を見ると、酔ってしまえば芸能人も私たちと同じですよね」(『L』の常連客)
これからは、学生ではなく社会人として芸能界の道を歩んでいかなければならない。まずは、大先輩のような“場の空気を読む力”を身につけたほうがいいのかも。
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