アップルは27日、シカゴで開催中の教育分野向けイベントで、iPadの新製品を発表しました。
これまで高級機種でしか使用できなかった別売りの専用ペンApple Pencilでの入力ができるようになり、さらには現実の光景に架空の物体を重ねて映し出す「拡張現実(AR)」に対応させたのが特徴です。
アップルは27日、シカゴで開催中の教育分野向けイベントで、iPadの新製品を発表しました。
これまで高級機種でしか使用できなかった別売りの専用ペンApple Pencilでの入力ができるようになり、さらには現実の光景に架空の物体を重ねて映し出す「拡張現実(AR)」に対応させたのが特徴です。
これまで上位モデルのiPad Proのみ対応だったペンシルで手書きができるうえに、歴代のiPadでもっとも安価になっています。
画面サイズは9.7インチRetinaディスプレイを採用しており、従来機種と同じになっています。
価格も37,800円(税別)からと据え置いています。
日本では既に予約を開始しており、今週末には自宅や店頭で受け取れるとのこと。
8MPカメラ、10時間バッテリー、GPSやジャイロ、電子コンパス、オプションで300Mbps LTE対応など、基本的な仕様は従来のiPad を踏襲。
一方で、心臓部のプロセッサは 新しいA10 Fusionを採用。
昨年の安価なiPadよりもパワーアップしています。
ペンシル対応ではありますが、やはり別売り。
Apple Pencilは値下げもなく1万800円(税別)。
LogitechがのApple Pencilの約半額である「クレヨン」を販売します。
同モデルは、学校などの教育機関での利用も想定しており、学校向けには35,800円(税別)から販売します。
また、教職員や生徒には無料で200GB分のiCloudストレージを提供することも発表。
米国ではグーグルの「Chrome OS」を採用した「Chromebook」が教育機関で普及しており、それに対抗するのが新型iPadの狙いとなっています。
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