いじめは、ずっと昔からあって決してなくなることのない問題です。
そんないじめを少しでも止めなければならないのです。
そのためのヒントとなる動画です。
バス停で、女の子2人がすこし年下の女の子を言葉でいじめる様子をカメラが捕らえます。
そんな様子を見ていた周りの人々のリアクションが、非常に興味深い動画です。
いじめは、ずっと昔からあって決してなくなることのない問題です。
そんないじめを少しでも止めなければならないのです。
そのためのヒントとなる動画です。
バス停で、女の子2人がすこし年下の女の子を言葉でいじめる様子をカメラが捕らえます。
そんな様子を見ていた周りの人々のリアクションが、非常に興味深い動画です。
これは、アメリカで行われた社会実験で、いじめを見た道行く人々がどのような反応をするかをみるために行われました。
日本で同じことが行ったらどのような結果になるのでしょうか?
文部科学省の調査報告では、日本での、小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は2015年で18万8,057件、いじめを認知した学校数は2万1,641校で、これは全学校数の56.5%にもなります。
2016年、2017年も増加傾向にあります。
しかしこれはあくまでも認知件数なのです。
つまり学校が把握できた数であり、氷山の一角なのかもしれないのです。
また、ユニセフと国立社会保障・人口問題研究所が2013年に行った「先進国における子どもの幸福度」という調査で、日本はいじめの割合などを示す「日常生活上のリスクの低さ」で1位を獲得しています。
これは、当事者意識の低さを物語っているのかもしれません。
いじめは、いじめをする当事者以外の横目に見ながら何もしない人々、傍観者にも原因があるとされています。
いじめによる自殺など、胸のつぶれる様な事件を少しでも減らすためには、聞こえないフリ、見てみないフリを無くし、社会全体で問題を見つめなければならないのです。
無関心であってはいけないのです。
マザーテレサが言ったという説がある「愛の反対は無関心」という有名な言葉があります。
まさにそういうことなのです。
道でいじめを見かけたら、知らないふりをしないでください。
声をかけてあげてください。
いじめに対する行動として、動画を作成した団体によれば、いじめっ子を責めるよりも、いじめられている子を守ってあげることの方が有効的だそうです。
この動画をきっかけにしていじめにたいしてもっと多くの話し合いや考える場が生まれることを心から願っています。
きっといじめがなくなることはないでしょう。
でも、いじめられている子を無視しない、守れる社会を目指しましょう。
そうすれば、子ども達が楽しく笑顔で学校に行ける社会になるのではないでしょうか。
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