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「ゲルマニウム」は実は体に有害だった!安心してください。その辺のインチキには入っていません!えっ?

最近の健康ブームにゲルマニウム温浴などいうものが流行っていますね。しかし、ゲルマニュウムは実は人体に有害だったんです。
2016/09/06 UPDATE
 
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「ゲルマニウム」は実は体に有害だった!安心してください。その辺のインチキには入っていません!えっ?

あるツイートが話題になった

誰が言い出したのか、体にいいことにされているゲルマニウムは、鉛に近い科学的性質を持ち、基本的に化合物は有毒です。

なんでそんなものが、「健康増進」なのかはまったくもって謎です。


おそらく宇宙パワーとかタキオンエネルギーとか、ノーベル賞が1億個取れそうな原理によってなんかすごくよいのでしょう。おめでたいことです。

ただしゲルマニウムは超高価な金属なので、そこいらのインチキグッズにはほとんど含有されていません。なので、安心してご利用いただけます。

この元ネタは各方面から有害図書に指定されている「アリエナイ理科ノ教科書」

 文体的には、だいぶアレな表現だが一定の人気を誇るシリーズ。だが、有害図書のシール付きの場合が多い。

『図解アリエナイ理科ノ教科書』(ずかいアリエナイりかノきょうかしょ)、理科に関する書籍、およびそのシリーズ。
理科をマッドサイエンスで学ぶというコンセプトから、「文部科学省不認可教科書」の副題が付けられている他、「東大不合格率100%教科書」を謳う。

出典: www.sansaibooks.co.jp

”理科をマッドサイエンスで学ぶ”をコンセプトとしているため、過激な表現が多いという性質上、有害図書指定を受けやすい。

ゲルマニウムについては、ネットでも数年前から有害を指摘する声も・・・

よくゲルマニウム温浴で皮膚呼吸によってゲルマニウムが体内に取り込まれる、って説明してるのがありますがゲルマニウムってけっこう毒性があるみたいですが。


(文字数制限のため一部抜粋)
ゲルマニウムを含む健康食品を摂取して死亡した例もある。
なお、たとえ有機ゲルマニウムであろうとも経口摂取により健康障害[2]や死亡例[3]が報告されているため、絶対の安全性は確立されていない。有機ゲルマニウムの中で唯一医薬品として認められているものにプロパゲルマニウムがあるが、ウイルス性のB型慢性肝炎に対する有効性が認められるものの、前述のような健康障害や死亡などの危険性についての警告文が付されており、消化器系の各種症状(腹痛、下痢、口内炎等)、うつ、月経異常、脱毛等の副作用がある。[4]
(引用終わり)

それに皮膚からそんなに吸収できるとも思えないんですが。
かりに皮膚から吸収できるとしたらものすごく有害じゃないんですか?

普通の温浴と効果は変わりないんじゃないですかね?
たんなるプラセボかと。

ゲルマニウム温浴で稼いでる方、なんか説明してください。
消費者の無知につけ込んで稼いでるようにしか見えないんんですが。

 ネットでも、確固たる科学的な理由で有害、無害を論じているものはあまりなかった。何が本当なのかは少々難しい話になるだろうが、健康被害だけは出してほしくないものである。

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