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選抜高校野球で起きた悪質なルール違反…大会存続危機にまで関わる問題だった…

春の選抜高校野球で起きた悪質なルール違反…大会存続危機にまで関わる問題だった…
2018/03/26 UPDATE
 
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選抜高校野球で起きた悪質なルール違反



選手が1つの白球を一生懸命に追いかける姿に

胸打たれる人も多いと思います。

しかし、そんな真摯な高校野球で大会存続も

危ぶまれるルール違反が起きてしまったのです。

事件が起こったのは

第88回選抜高校野球大会第4日目の

第3試合秀岳館対花咲徳栄戦でした。

4回の秀岳館の攻撃の時に、球審が

二塁走者に対して「サイン盗みの疑い」

があるとして注意をしたのです。

通常、捕手のサインを見て打者に球種や

コースを教える「サイン盗み」は

ルール違反とされています。

潔白を訴える秀岳館側と抗議を続ける

花咲徳栄側とで食い違いが生じ、

険悪ムードが漂ってしまいました。

次のページでは実際の動画をご覧ください。

(ここで改ページします)

収まらない花咲徳栄サイド



実は4回のこの出来事の前から

花咲徳栄サイドはクビをかしげていたとのこと。

「初回から(秀岳館の)打者の目線が

一塁の方や二塁の方にあちこち動いていた。

これは警戒しないといけないと思っていた」
出典:



とサイン盗みをした選手以外の

選手の動きに疑惑の目を向けていて、

球審にも伝えていたとのこと。


「まさかと思った。こんなことやるんだ、と…。

腰に手をやるジェスチャーが

怪しいじゃなくて明らかでした。

それまで当てに行っていたバッティングが、

二塁に走者が行くといきなり初球からタイミングが

合ってフルスイングになる。

迷わずにフルスイングするから

“おかしいんじゃないか”と話していたんです。

最初にベンチにいる選手が気づいてバッテリーに伝わり、

審判に伝えてもらいました。ショックですね」
出典:
(ここで改ページします)

秀岳館サイドの反応



いきなり疑惑の当事者となった

選手はこう答えました。


「セカンド!って言われたんで

守備の人かと思ったら自分のことだった。

ユニホームが滑るので、それ(上着)を

(ベルトの内側に)押し込んでいた。一度だけです。

そのタイミングを見られてしまった。

無意識にいつも(手を)入れているんで

次から注意しないといけません」
出典:



と潔白を主張。

打席に立っていた選手も

二塁走者なんか見ていないし…

やってもないことを疑われたと困惑。

鍛治舎監督は神妙な面持ちで

このように答えています。


「フェアプレーは大事なこと。

紛らわしいことはやっちゃいけないと言ってきている。

厳しく注意して反省します。

コースを教えているんじゃないか、

と見えてもダメなんです。

腰を触る?僕は見ていない。

(走者を)代えようと思ったが、

教育の一環なんで代えたらかわいそうと思った」
出典:


それでも疑わしいと言われたら、

走者をかえるべきだったかもしれませんね。

実際の映像



結局のところ、試合は続行され、

サイン盗みの疑いをかけられた秀岳館が

花咲徳栄を振り切って勝利しました。

今回、たまたま「サイン盗み」の

件が取り上げられましたが、

まだまだ改善しなければ

ならないところはたくさんあります。

正々堂々勝負ができるように

高校野球連盟には、もっと適切な

対応を取ってもらいたいと思っています。

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