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【さくさく読める】短いけれど怖い話〜厳選短編集まとめ〜 PART1 

2016/08/16 UPDATE
 
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ポケモンGOしながら夜散歩してたんだけど不気味なことがあった…

昨夜のことなんだけど、寝れないので夜1時ごろポケモンGOしながら近所の川沿いをブラブラ散歩してた。

結構暗かったけど、遠くの街灯りがうっすら届いてたし、もともと深夜の散歩が趣味だったから歩き慣れた道だった。

良くないことだけど、他に通行人もいないからいいやと思って歩きスマホしてた。

しばらくスマホ見ながら歩いてて、ふと顔を上げると、すぐ目の前に坊主頭でスーツのオッサンが川の方向いて立ってた。


かなり驚いて、「危うくぶつかるところだった。やっぱ歩きスマホはあかんな」と思ってスマホを胸ポケットにしまったんだけど、なんかそのオッサンおかしい。

川の方を向いてる、とは言ったけど、オッサンの目の前にはでかい柳の木が立ってる。川の景色を見てる風でもなく、ただ木に向かってうつむき加減で立ってる。

気持ち悪いなと思ったんだけど、ジロジロ見るのも変だから、そのまま立ち止まらずに通り過ぎた。

で、すれ違うときにまた横目でチラッと見たんだけどやっぱりおかしい。なんか、奥行きがないというか妙に平べったいんだよね、そのオッサン。頭も妙に細長くて、まるで前後から圧縮されたような感じ。

急にものすごく怖くなったんだけど、何も気づいてないふりしてそのまま歩き続けた。

10mくらい離れてから、そっと振り返って見てみた。薄暗かったけど、木に向かっていたはずのオッサンの体が俺の方に向いてるのがわかった。

全身に鳥肌が立って、早足でその場を離れた。

後ろから「お~い、お~い」ってボイスチェンジャー使ったような低い声が聞こえてきて、泣きそうだった。

そのまま急いで帰ってきて、まあそれだけ。オチも何もないんだけど、1日たった今もすごく怖い。

幽霊か、ただちょっと見た目と言動が変わってる人なのかわからんけど、もう夜の散歩無理だわ。

屋内プールで働いていた時に体験した話

屋内プールで働いていた頃、営業が終わりシャワー室の点検に行った。

シャワーの個室はカーテンで仕切られ、地面との隙間は15㎝くらい。その隙間から足が見えた。「終了の時刻となりましたので」と言いつつも異変を感じた。

カーテンは薄手でシルエットがわかるのに、体の影がない。足が見えてるだけで、よく見ると異様に青白い足。

混乱していると真後ろから

苦しい」

と言われ振り返ると誰もいない。シャワーを向き直ったら足も消えていた。なんだ?と思いながらシャワー室から出ると

「〇〇~(男性の名前)、おーい」

と俺の足の下としか思えない所から声がした。全力で逃げた。

俺の頭の中では、以前、心筋梗塞で溺れてしまった、親子連れのお父さんの事しか考えられなくなっていた。

昨日、帰り道で変なものを見た

昨日忘年会だったんだが、帰り道で変なものを見た。

最寄りの駅で降りて家まで歩いてたら、急にもやがかかって、20メートルくらいしか先が見えなくなった。

まぁ家までは歩いて10分くらいだから、ちょっとびびりながら歩いてたら、前から何かくる。人影っぽいけど一人じゃない、それどころか何人もいる。

近くなって姿が見えてきたら和装の花嫁だった。白無垢(しろむく)を着て、頭もきっちり結って角かくしをかぶってる。


花嫁を中心に黒い袴(はかま)を着た男が左右に2人いて、花嫁の後ろには巫女(みこ)っぽい服の女が2人、左右のすそをもって歩いてた。

その後ろから付いてくる形で10人くらいの人が、なんか下を向きながら歩いてた。服装も年齢もバラバラで、スーツのおじさんから女子高生、和服のおばさんと様々だった。

俺は、何で今?と思いつつも、とりあえず避けて一団が過ぎるのを見てた。みな一言も話さずに静かだった。聞こえるのは布のこすれるスッスッという音だけだった。

一団は俺の前を通って少し行ったところで知らない家の前に止まり、門の方を全員が向き、深々と頭を下げた。そして1人ずつ門から入り、玄関から家の中に全員が入っていった。

しばらくぼーっとしてたが、気がついたらもやも晴れてたので、家に帰って風呂に入って寝た。

そして今日の夕方にまたそこを通ったら、花嫁一行が入った家でお通夜をやってて、今死ぬほどびびってる。
眠れん

屋根裏の点検口を開けて中をライトで照らしたら中に作業着の男がいた

設備関係の営業をやっているんだが、都内のとあるタワーマンションで工事前の下見調査に行った時の話だ。

私は天井裏のスペースと配線確認の為に脚立に乗って点検口を開けて中をライトで照らした。ライトが照らす7m程度先に作業着の男がいた。

ああ、たまたま他の業者が入ってたのかと思ったが、天井裏は人の重みに耐えられないスペースだし、明かりも無しにいるのはおかしい。この男は何かおかしい。

そう思った瞬間、その作業着の男は振り返り、こちらに向かって這い出てきた。ハイハイともほふく前進とも違う、例えようもない変な動きで、異様なスピードで。

あわてて点検口から頭を引っ込めつつ腰にぶら下げたマイナスドライバーを抜く。点検口を閉めてロックする。脚立から降りてマイナスドライバーとライトを構える。

数十秒たっただろうか。何も起こらなかった。あの男が這い出た時にいっさい音はしなかった。あいつは何だったのだろう?

地下受水槽や機械室で変なのを見る事はあったが、天井裏は盲点だった。この出来事以来、点検口を覗く時は気をつけるようにしている。

【ちょっと笑える怖い話】おい、後ろに乗ってたノーヘルの女どこに逃げた?

10年くらい前、バイクで走り屋の真似事してた頃にあった出来事。

その夜も峠道に一人で練習しに行ったんだが、調子よく走ってたら後ろから聞こえてきたサイレンと「前のバイク、止まりなさーい」という声。そして赤色回転灯の光。

警察に見つかったの初めてだったから、潔く停車した。で、パトカーから降りた警官が一言。

「おい、後ろに乗ってたノーヘル(ヘルメット被ってないってことね)の女どこに逃げた?」


もう一人の警官が、後ろに女なんか乗ってなかったって言ってくれるまで、その警官も後ろに乗ってたのが見えちゃいけないものだったって気づかなかったらしい。俺びびりまくって

俺「ふもとまで一緒に来てもらえませんか」

警官「しょうがないなぁ、じゃあパトカーについてきて」

俺「いや、俺が前で!」

苦笑いしながらもふもとまで送ってくれた警察官の方には今でも感謝しています。切符はしっかり切られて免停になったけどな。

彼女と電話してる時うしろから妙な声がきこえた→行方不明

大学時代の話。

彼女と夜電話で話してた。内容は、会ったこともない彼女の友達の話や、興味のない携帯小説の話。しかも長い。

時間がたつにつれ、だんだん彼女の話に集中できなくなってきた。すると、彼女の声に混じって、背後でごにょごにょと話し声が聞こえるのに気づいた。

遠くて声の性別はわからない。こもっていて抑揚のない感じ。


家にはひとりだと聞いていたので、テレビでも付けているんだと思って特に気にしていなかったが、彼女の話があまりにもつまらないので、何となくそのごにょごにょ声に耳を傾けてた。

しばらくしてその背後の声が少しずつ大きくなってるのに気づいた。ひどくこもってて性別はわからない。高い男声か低い女声という感じ。何を言ってるのかはわからないが、かなりの早口でずーっとしゃべってる。

テレビ番組にしてはちょっと不自然だと思い、自分のテレビをつけてチャンネルを回してみたが、当然そんな番組はやってない。

チャンネルを回してるうちに、今度は彼女がまたくしゃべってないことに気づいた。そして例のごにょ声も聞こえない。

やばい、話聞いてないのバレて怒らせちゃったかと思い、なんと切り出そうかと考えていると、低い唸るような男の声で

「おい」

驚いてとっさに電話切った。

それ以来彼女とは連絡つかず、大学にも来なくなった。彼女のアパートにも行ったが、解約されて空家になってた。(電話からほんの一週間後)

SNSのログインも無し。共通の友達に聞いても分からず。もう4年になる。

あそこを見てください!橋の真ん中!女性が飛び降りようとしてます!はやく助けてあげてください!

2年前まで僕は大阪府の中でも奈良よりの小さな市に住んでいました。

そこには大和川(やまとがわ)という、大阪では淀川(よどがわ)の次に有名で大きな川が流れています。その川の向こうはまた別の市、つまり大和川は市と市の境目となります。

川にはとても広くて長い橋がかかっています。その橋は大阪外環状線にあり、交通の面でも車の行き来が激しい所です。橋の下には大和川。

残念ながらここは自殺の名所としても有名で、毎年ここから身を投げる方が跡を絶ちません...

ある日のこと。橋の下には6面ほどテニスコートがあり、僕は友人とテニスをしに橋に向かいました。

橋の手前に自転車を置き、歩いて橋の下に下りようとしたとき…僕たちの「後ろ」から女性の叫び声がしました。

その声に驚き後ろを振り返ると、20代くらいで髪の長い女性が叫びながら僕たちの所に向かって走ってきます。そしてこう叫びました…

「あそこを見てください!橋の真ん中!!女性が飛び降りようとしてます!!!はやく助けてあげてください!!!!」

そう言われてふと橋の真ん中を見ると、確かに女性がいました。橋の真ん中から下の川を見つめ、靴をぬぎだしています...

僕と友人はその光景を目の当たりにし、あまりの衝撃と同時に助けなければと言う思いで、教えてくれた女性にここにいるように伝え、全力疾走で橋の真ん中からまさに飛び降りようとしてる彼女のもとへ向かいました。

長い橋の真ん中に向かい、息を切らしながら必死で走る僕と友人。彼女はそれを知らず橋の手すりに足をかけよじ上っています。

声すら出ないほど必死にたどりつこうとする僕と友人。僕たちが追いつくかどうかで彼女の命が決まる。。そう思うと今まで体験したことないほどの全力疾走になります。

でも、それに気づかずとうとう彼女は橋の柵に立ちました。下をじっと見つめています。
間にあうか、手遅れか…

彼女が意を決して飛び降りようとした瞬間!まさにその瞬間…落ちるギリギリで僕たちの手が届きました。

それでも足と体をバタつかせ、落ちようとする彼女。必死で抱えて引き戻そうとする僕たち。。

やがて、なんとか道路側に彼女を引き戻した時は安堵の気持ちや恐怖で脚の震えが止まりませんでした。

しかし…

本当の脚の震えはその直後はるかに強烈な全身の震えに変わりました。。。

僕と友人が全力疾走で橋の真ん中まで行き、引き上げた女性…その女性の顔は...

僕たちに自殺する人がいると教えてくれた「後ろ」にいた女性でした…

【気味の悪い旅行会社】1ヶ月通ったあの会社は何だったんだろう…

3年ほど前、PC関係仕事で小さな旅行会社に派遣で行った。

経理担当と業務担当の女性2人と営業の男性一人、女性社長だけという本当に小さな会社だった。私の仕事はシステムを組んだり、サーバーを立てたりと旅行業務には関係のない仕事だった。

経理の女性は仕事をしていたけど、業務担当の女性はおそろしく性格の悪い巨デブで朝から業務終了まで菓子を食べているか、女性社長と噂話などしているだけで仕事をしている様子がなかった。

営業男性は何をしているのか良くわからなかった。何より不気味だったのは、旅行会社なのに、旅行のお客が来ないこと。


1ヶ月だけの仕事だったが、問い合わせの電話が週に1~2件あるだけで、お客さんが入ったことが一度もなかったこと。

サーバー管理をしていたので、外国と旅行関係のメールのやり取りはあった。女性社長も何をしているのか良く分からず、メールシステムがあるのに、外国とは郵便かFAXで取引をしていた。

実害はなかったけれど、陰気で会社という雰囲気が全くなく、気味が悪いまま1ヶ月が過ぎ、さっさと次の会社へ行った。

それから半年ほど過ぎて、偶然その会社のホームページを見つけた。あの会社とは思えない明るい雰囲気で、活気のあるHPでいろいろ閲覧して行くうちに、何かが違うことに気付いた。

社員たちの写真があったが、あの時の社員と全く違い、人数も多かった。社長も男性で何もかもが違う。

その会社は東京だったが、HPの会社は関西だった。けれど、会社の名前、ロゴから取り扱っている業務まで全てが同じだった。

お客をよそおい、関西の会社に東京に支社があるのなら、そちらに問い合わせたいみたいなメールを出したら

「私どもは、20年以上関西のこの店舗だけで営業しております。お客様の勘違いではないでしょうか?」

という答えが来た。

気味が悪くなり、東京の店舗があったところへ行ってみると、その旅行会社は入っていたビルごとなくなって更地になっていた。

1ヶ月通ったあの旅行会社は何だったんだろう。

団地で子供が転落氏する事故があったんだがその内容が不気味だった

俺が中学生の時、学区内の団地で小さい子供が転落死する事故があった。

翌日の新聞では転落したのは「身元不明の男の子」と書かれていた。身元不明ってことは、人相が分からなくなるほど損傷のひどい事故だったのか…とその時は思った。

後日、その団地に住む友達から詳細を聞いた。亡くなった子は団地の住人ではなく、事故直前まで一緒に遊んでいた子たちも、誰もその子とは面識がなかったのだという。

親元も在籍する小学校も分かっていないのだと。その子がどこの誰だったのか、続報は聞いていない。

団地自治会で祠(ほこら)だか地蔵だかを建てるって話もあったそうだが、死者の消息が分からないのに事故を終わったことにするのもはばかられて、結局その話はなくなったらしい。これは数年前に母親から聞いた。

今はその団地も入居者不足で、事故のあった棟ふくめ、半分以上がすでに閉鎖されている。

二段ベッドからたれる手

小学生くらいのころ、姉と一緒に二段ベッド使ってたんだよね。

当然姉が上、私が下。しかし姉は寝相が悪くて、よく手足をサクからはみ出させたりして下で寝てる私をビビらせていた。

ふと起きたときに、薄暗い中で上から手や足がぶら下がって見えるのはほんとビビるよ。でも、まあそんなんにも慣れるわけだね。慣れると、ぶら下がっているのを見ても、またかぁってくらいで寝られるようになる。

そんである日、ふと目が覚めたら頭上から手がぶら下がってた。

横から手足がぶら下がってることはよくあったけど、頭の上からってことはなかったんで、何となくいたずら心が働き、その手を引っ張ってみた。


びっくりして起きろ~wとか思いながら。そしたら、なんか横から「ううん」って声が聞こえてきて、見たら姉が床で寝てんの。

寝相が悪すぎて二段ベッドの上から落ちてんの。アホかよと一瞬笑って、気づくわけだよね、

「じゃあ今引っ張ってるこの手何」

ってその瞬間、その手が私の手をふりほどいて、手首とひじの中間あたりをがっちり握り、上に引っ張ってきた。叫びました。

叫んで逆の手でサクにしがみついた。そしたら姉が起きて、叫んでる私に気づき、私を引っ張っている手に気づき、やっぱり叫びました。

そして姉はなぜか知らんけど私を叩きまくり、大騒ぎしているところに、起きた親が怒鳴り込んできて手がサッと消えた。親は手を見なかった。

その後も二段ベッドは使いつづけたけど、二度とその手は見なかった。

たまにぶら下がってる手を引っ張ってみても全部姉のだったし、あの手が何だったのかいまだに分からない。
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