逃げても逃げても、どこまでも追いかけてくる。

人間の執念が、一番怖い。

【地元のキ〇ガイの話】ババアは正門前に夕方頃になるといつも立っていた

地元のキチガイの話。

オレが小学生だった頃、地元に有名なキチガイババアがいた。あだ名は『お守りババア』お守りババアは俺が通っていた小学校の正門前に、夕方頃になるといつも立っていた。

お守りババアは一年中厚手のコートを着ていて、同じくいつも被っているフェルトの帽子には、たくさんの小さなぬいぐるみが縫い付けてあった。

コートも帽子も原色まんまの赤一色で、教室から校門を見ただけで、一目でお守りババアがいる事が分かった。

お守りババアはいつも両手を体の脇にぴたりとつけた気をつけの姿勢で、その姿勢を崩す事は決してなかった。いつから入浴をしていないのか、お守りババアの周りにはいつもアンモニア臭がきつく漂っていた。


そんなお守りババアがお守りババアと言われるゆえんは、

「お守り作ったけ、もらってくんろ」

と通りかかった小学生に声をかけてくる事からだった。高学年や親にお守りババアの事を話しても、いいから気にしないで無視して関わるな、と誰もが言われていた。

単純に不気味だったからと言う事もあったが、そのせいでほとんどの子がお守りババアを無視して日々を過ごしていた。

そんなある日、オレの学年に転校生がきた。そいつは初日から鼻息が荒く、意地っ張りで向こう見ずな奴だった。

今思えば、転校生だからとナメられたくなかったのだと思うが、そいつはいろんな事にすぐ張り合ってくる奴だった。

「なあ、夕方に校門前にいるおばさんなんなの?」

そいつが転校してきて何日か過ぎた後、オレのグループが昼休みに校庭で遊んでいると、突然転校生がオレのグループに声をかけてきた。

どちらかというとおとなしい子が多かったオレの学年の中で、オレのグループはやややんちゃな奴が集まり、良くも悪くも学年の話題の中心にオレ達のグループはいた。

今思えば、友達がまだ出来ていなかった転校生は、オレ達のグループと仲良くなれば早く学年になじめると思ったのだろう。

オレ達は突然の乱入者に途惑いながらも、お守りババアのことを転校生に教えた。

初めは真面目な顔をしていた転校生だったが、オレ達が腫れ物を触るようにお守りババアの事を話す様子を見てか、徐々にオレ達のグループにかみつき始めた。

「臆病だな。オレはそんなババア怖くも何ともないよ」

こちらをさげすむように言う転校生に、だんだん腹が立ってきたオレ達は、じゃあ、とお守りババアからお守りをもらってきたら、オレ達のグループに入れてやると意地の悪い事を転校生に言った。

初めは何のかんのいって断ろうとする転校生を、オレ達も悪のりし始て、もらってこなかったらお前が実は臆病な奴だと言いふらすと言ってしまった。

そうしてその日の放課後、転校生は後ろからはやし立てるオレ達に追われるようにして、お守りババアに近づいていった。お守りババアはその日も校門から出てくる子供達に、

『お守り作ったけ、もらってくんろ』

と、何度も何度も同じ調子で繰り返していた。

転校生は時おり泣き出しそうな顔でこちらを振り向いていたが、腕組みをしてニヤニヤ笑いながら見ているオレ達の様子を見て覚悟を決めたのか、早足でお守りババアの前に進んでいった。

「お守りください!」

うわずった声で怒鳴るようにお守りババアに声をかけた転校生の方を、お守りババアはゆっくりと向いた。

「手作りだっけ、大切にしてくんろ」

そういうと、お守りババアは帽子を手に取り、その中からフェルトで縫った赤いお守りを取り出して転校生の前に突きだした。

転校生は何度かためらった後、奪い取るようにお守りを受け取ると、オレ達の方に駆け寄ってきた。

汗を浮かべて青ざめた顔の転校生にオレ達は何も言えず、ただぼうぜんと転校生の顔を見つめていた。

「ありがとな。大切にしてくんろ。ありがとな。大切にしてくんろ、ありがとな。大切にしてくんろ。ありがとな。大切にしてくんろ。ありがとな。大切にしてくんろ」

ぼうぜんとしているオレ達の前で、突然お守りババアが同じセリフを大声で繰り返し始めた。オレ達は突然ものすごく怖くなり、叫びながら裏門に向かって全速力で走ってその場を後にした。

裏門のある校舎裏に逃げ込んだオレ達は、息を切らしたまま、汗だくで引きつったお互いの顔をじっと見つめていた。

しばらくして恐怖感が薄れると、思わず吹き出してしまい、オレ達は腹を抱えて笑いあった。そこには当然、その日の主役の転校生もまじっていた。

「なあ、お守り開けてみようぜ」

誰が言い出したのか覚えていないが、逃げ出すほどの恐怖感を味わった反動なのか、逆に妙な興奮状態になっていたオレ達は、転校生の手に握られたお守りを囲うように身を寄せ合うと、ニヤニヤしながらお守りのヒモをゆるめて中身を取り出した。

お守りの中には、一枚の紙が入っていた。

『この子が早く死んで、敬子とあの世で遊んでくれますように

敬子が好きな事
①折り紙
②一輪車
③縄跳び

敬子が好きだった赤色になるように、血まみれでこの子が死にますように』

さっきまでの興奮状態はすぐに引き、逆に鳥肌が全身に立った。

その紙を取り出した転校生はぶるぶる震えだし、紙を凝視したままぼろぼろ涙をこぼし始めた。オレ達はそんな転校生の様子を見ても何も言えず、ただ同じように紙を凝視していた。

すると突然、転校生が誰かに強く髪を引っ張られ、校舎裏の地面に引きずり倒された。振り向くと、そこに鬼のような形相をしたお守りババアが、転校生の髪をつかんでオレ達の後ろに立っていた。

「大切にしてくんろぉ!!大切にしてくんろぉ!!大切にしてくんろぉ!!」

お守りババアは転校生の髪をつかんだまま腕を振り回し、転校生は恐怖で口から泡を吹きながら、髪をつかんでいるお守りババアの手にしがみついていた。

パニックになったオレ達は何度もゴメンナサイ!と叫びながら、転校生を振り回すお守りババアを止めようと、アンモニア臭がきついお守りババアの体に泣きながらしがみついた。

やがて騒ぎを聞きつけた先生達が駆けつけ、お守りババアは先生達に取り押さえられた後、警察に引き渡されていった。

事情を聞くために警察署に言ったオレ達は、しゃくり上げるほど泣きながら、その日の出来事を警察官に隠さずしゃべった。

オレ達を迎えにきた母親達は、オレ達が無事である事にほっとすると、何度も平手で頭を叩いてきた。

「だから関わるなって言ったでしょうが!」

涙を流しながら頭を叩いてくる母親を見て、オレ達は調子に乗って転校生をたきつけた事を後悔した。

その日の夜、帰宅した父親にオレはコブが出来るほどきつくゲンコツを食らい、この事件の事もお守りババアの事も、二度と口にしないようきつく約束させられた。

翌朝会ったグループの友人達もコブが出来ていたり、青タンを作っていたりしていて、みんな一言も昨日の事件について話そうとしなかったので、どこの家も同じような状況だったのだろう。

そしてその日以来、転校生は学校に来なくなった。事件から一週間ほど過ぎた後、オレ達は担任の先生に呼び出され、転校生をイジメただろうと問い詰められた。

オレ達は否定したが、その日、転校生の親が学校に乗り込み、転校生がイジメが原因でおかしくなってしまったと騒ぎ立てたらしい。

そうしてオレ達の親は学校に呼び出され、当事者の親たち同士の話し合いの末、結構な額の慰謝料を転校生の親にオレ達の親は支払った。慰謝料が支払われると、転校生は再び転校していった。

お守りババアも、その後二度と校門の前に現れる事はなかった。

結局、名前すら覚えてあげられないまま転校した彼がどうなったのかも、お守りババアがなぜあんなものを配ろうとしていたのかも、オレは今も知るよしもない。

暴漢を返り討ちにしてやった話

結構昔だけど19歳くらいで専門学校の学生だった頃の事。

学校にはバイク→電車→徒歩で通学していた。

駐輪場がいっぱいの時は、そこらの自転車とか寄せて停めるしかないんだけど、田舎のちょっと大きめの駅だと駐輪場とか溢れかえるくらい多い。

そんな時はもう駐輪ゾーン横にでも適当な場所に停めてロックしておくしかない。まあそこすら溢れてるんだけど。

ある日、帰りが遅くなりバイクを停めていた駅に着いたのが21時くらいになった。駐輪場へ入っていくと結構遅いから駐輪スペースはガラガラ。(放置自転車があるからそれなりにはあるけど)


混雑してる時に停めたので、スペースなくてかなり遠くに置いてあったんだけど、そこへ近付くにつれて違和感を感じた。

ガラーンとした駐輪場に残ってる自転車もなんか変な気がした。倒れている物も多い。見られている気配というのか、周りが妙に気になった。

サッサと帰ろうとバイクに荷物を入れてロック外して駐輪場から出そうとしていると、ん?なんかすげー重い。確認すると後輪がパンクしていた。

嘘だろ。スポークホイールだぞ、チューブだから修理できないし帰れないじゃないか。タイヤを見てみると、パンク傷が思いっきりナイフなどで切られた痕だった。。

「……か…よ…邪魔……とこに……てんじゃ…ねー…よ」

と突然声が聞こえた。ビクッとして立ち上がると、駐輪場の中に人が立っていた。

照明は一つ一つ離れていて少し暗いが、照明の下はよく見える。そいつは照明から少し離れたところにいてたが、背が高く細い奴のようだった。

誰もいない駐輪場に、にょきっと突然人が出てきてゾクッとしたが、こっち見てなんかしゃべってるのがわかると普通の人間だとわかり少しホッとした。

ホッとするんじゃなかった。そいつは突然こっちに走ってきた。

照明の下を通った所で見えたが、手に小さなナイフ持って振り回してやがる。漫画みたいにブンブンあほみたいに。空を切るそれはなんの意味があるんだ。

その時はそんな余裕もなく、うわー!とあわてた。

「お前らの自転車邪魔なんだよぉぉぉ!!ここに置くんじゃねぇぇよぉぉ!」

完全にこっち狙ってるのが解ったが、ナイフ持ってる相手に背中向けて逃げるのは無防備でよけいに怖い。

バイクにかけてあったオフロードフルフェイスヘルメットを取り、こっちに真っすぐ走ってくるナイフマンに思いっきり投げつけた。

相手のダメージ考えずに物を思い切り投げたの初めてだ。

メットはこっちに向かってくる奴の顔面にボゴォっと当たり、そいつは「うごぉぉっ!!」って吹っ飛んだ。私のメットはゴロンゴロンと悲しい音を立てて転がっていった。

相手は地面に転がったが、まだナイフを持ってる。私は急いでバイクに縛り付けたバッグを開け、中から取り出した。包丁を2本。

当時調理師専門学校生で、ちょうど偶然包丁を持ち帰る日で、包丁セットの入ったバッグを持っていたのだ。

相手は立ち上がろうとしていたが、脳震盪でも起こしたのか顔にダメージを負ったのかよろよろしていた。そいつに包丁を持って近づいたら、奴はこっちを見て尻餅をついた。

「うぁぅぁぁぁ……やめて」

何を言ってやがる。

ナイフを武器にする奴はその怖さもよく理解しているのか、自分より多い武器におびえたのか、包丁が出刃包丁と柳刃包丁で見た目にも鋭利すぎたのが怖かったのか、完全に逃げ腰で両手で体を支えるような感じ。

これ他の人から見たら完全に私が加害者だよな。そいつを見張りながら携帯で警察に連絡し、警察が来るまで

「ちょっとでも動いたら、ヤルヨ」

とおどしてた。私も怖かったけど、相手が戦意喪失状態で助かった。

警察が到着すると、奴は縮こまってナイフも手放してた。警察は真っ先に私に近づき完全に拘束しようとしてる……。凄く…恐いです。

私は包丁を地面に置き、警察に説明。通報したのも自分だと説明して、携帯見せて納得してもらった。

当時は包丁などもバッグに入れていれば問題なく持ち運びできた。この数年後にナイフによる事件があり、学校や店から持ち帰るなどの理由ですら厳しく取り締まられるようになったようだ。

奴は警察に拘束され、その後奴のナイフを確認し、駐輪場の自転車を警察が見て回ると、残っているほとんどの自転車やバイクなどのタイヤがそのナイフによって引き裂かれていた。

私もバイクをやられたのを調書に書いておいた。

後に相手から弁償をしてもらった。奴の家族がしたのか、届け出た被害者全員にきちんと支払われたようだ。もちろん大事なメット代金ももらった。

警察から聞いたが、そいつも自転車できてるらしく、駐輪場に停める場所がなくて場所を空けるためにやったとかなんとか。

まあタイヤ切り裂かれる所になんかだれも停めたくはないし、それ狙いだったのかな。

洒落にならないのは、夜遅かったとはいえ駐輪場周辺には民家もあるのにあの奇声を聞いて出てくる人もいなければ、通りかかる人もいなかった。

こんな場所で女性が、ナイフを持った男に襲われたら逃げるのは無理だろうなと思った。

その点は駅の方へ連絡しておいたら、卒業前だから1年もたたずに照明が増えて明るくなり、駐輪場も整理されて放置自転車も逐一処理されるようになった。卒業までしかその恩恵には預かれなかったけど。

包丁二刀流は洒落にならないほど安心感があった。

部屋の中に私以外の誰かがいる。

私が大学3年になり、一人暮らしを始めてからしばらくたった時のこと。

独立してから半年もたつと、生活に慣れてきてしまい、悪い面を言うと私は無用心になった。というのも、出かけるときは鍵をかけないで外出してしまうのだ。

部屋には盗られるものもなく、貴重品も金品も置いてない。さらにいくと、鍵を部屋に置いたまま外出することが日常になってしまった。

しかし、ある日のこと。外出から帰ってくると部屋に鍵がかかっていた。かなり焦ったが、とりあえず隣に一軒家を構える大家さんのところへ行った。

この大家さん、年齢がかなり行っていて良い人なのだが頼りない。鍵がかかっていることを伝えてマスターキーを出してと頼んだところ、どうやらなくしてしまったらしい。


私の部屋を開けられる鍵は全部で3つ。私が持っている鍵と、大家さんのマスターキー、そして私の実家で預かっている鍵。

しかたがないので1時間かけて実家に帰り、鍵を借りて、ようやく帰宅することができた。

ここで謎が残るのだが、誰が鍵を閉めたのか、という点。可能性として一番高いのは、私なのだが、帰宅すると部屋に鍵は落ちていた。つまり、鍵がかかっている間、ずっと私の鍵は部屋の中にあったのだ。

大家さんに問いただすと、誓って鍵をかけてないと言う。そうなると、ある可能性が浮上してくる。考えたくもない恐ろしいこと。部屋の中に私以外の誰かがいる。

私の部屋はとても狭く、人が隠れる場所は風呂場とクローゼットぐらい。不気味な気配を発するクローゼットを恐る恐る開けてみた。

…いた。

まさかいるとは思わなかったが本当にいた。「ああああっ」と声を上げ、情けないぐらい驚いた。同い年ぐらいの女だった。

しばらくお互い沈黙を続け、私はだんだん冷静になり、距離をおきながら状況を把握した。

この女、知っている。半年前に告白をしてきた女だ。顔も名前も知らない女だったので、不気味に思い丁重に断ったのだが、それでも女が何度も告白してきたのを覚えている。

とにかく顔が嫌いだったので次第に無視するようになったが、それ以来会うこともなくあきらめたのだと思っていた。

女はずっと黙って、笑いもせずうつむいていたので、かわいそうだとは思ったが、事が事なので、私は警察を呼んだ。女は私を見ることもなく警察に連れて行かれた。

深夜だったので、今日のところは休んでくださいと警察に言われ、私はようやく部屋の中で一人になれた。眠れない夜であった。

翌日から、私は必ず鍵をかけて外出するようにし、この事件には関わりたくないので、警察に任せることにした。その女が2度と会いにこないことを条件にして。

しかし、その事件の翌日の夜も、部屋の中で人の気配を感じた。私の神経は敏感になっていたので幻聴が聞こえているのだろうと思った。

何かがうっすらと聞こえてくる。部屋にテレビはない。音を発するスピーカーの類もない。

隣の部屋から聞こえてきているのだろうと思い始めたが、壁に耳を当てても、どうも違う。部屋の中から聞こえてくるのだ。

次第にそれは、人の声であることがわかる。あの女の声だ。1時間以上も聞こえるので、もはや幻聴ではないと確信していた。

確かに、あの女の声でボソボソと何か言っているのが聞こえるのだ。また、あの恐怖が戻ってきた。今度はもう冷静にはなれない。クローゼットを開ける勇気もなかった。

部屋を飛び出し、近くに住む友達に電話をかける。訳を話すと、友達はすぐに私のもとへ来てくれた。

友達は一緒にクローゼットを開けてくれるという。刃物を持っているかもしれないからくれぐれも気を付けよう、と。その言葉だけで頼もしかった。

友達と部屋に入ると、まだ女の声がかすかに聞こえる。友達もそれを認識した。友達は声を荒らげてクローゼットに向かって啖呵をきった。

「オラァァァ!!出てこい!!」

反応がない。しかし、まだ、ボソ…ボソ…と女が声を発しているのが聞き取れた。

「開けるぞぉ!!」

興奮した友達がクローゼットを開けた。私は一歩下がってしまった。…今度は誰もいなかった。声がするのに誰もいない。

私と友達は顔を見合わせ、互いに青ざめた。あいかわらず、声は聞こえる。声は少し聞き取れるように大きくなっていた。

近くにいる。しかし、クローゼットには闇が広がったままだ。そして、友達はクローゼットの下、衣服と衣服の間に、あるものを見つけた。

ICレコーダーだった。声の発信源はこれだった。幽霊でなく、本人でもなくて何よりだったが、私は耐え難い気持ち悪さを感じた。

ICレコーダーに耳を当ててみた。女の声がようやく聞き取れる。私は嘔吐してしまった。

「〇〇(私の名前)好き。〇〇、帰ってきた。見つけて。〇〇と一緒がいい。〇〇、〇〇…」

と繰り返し再生されていたのだった。

【イジメ】便器の水を飲めと言われブチ切れた。リーダーの顔に何度もパンチを喰らわせ立てなくなったところでトイレの窓から…

関東から関西に引っ越した時、言葉が違うせいか「ブリっ子(死語)」と言われ、すごいイジメを受けた。

一生懸命関西弁を使おうとしても、「アクセントが変」とさらに嘲笑を受けるだけ。教科書に落書き、私物を捨てられる、一言しゃべるたびに「言葉が変」と嘲笑されるので、言葉が出なくなってしまった。

喉に何か詰まったみたいになって、授業中、朗読の番が回ってきても、声が出ない。全てを否定された。

構内を歩いていたら、上階からいきなり水をかけられたり…ノートや教科書には「死ね」のラクガキだらけ。


もうダメだ、死ぬしかないと思いつめ、何度も自殺を図るが未遂。飛び降りるためのビルを探して徘徊したけれど、警備員に見つかったり、屋上に入るドアが施錠されたりしてて、有効な自殺方法が思いつかず

ズルズル生きていた。親は、必死で担任や教育委員会に掛け合ってくれたけど「チクった」と言われ、さらに水面下でエスカレート。アザが絶えない状態だった。

担任は、見て見ぬふり。

「イジメにあうのは、本人にも原因がある。ハッキリ嫌なことはイヤだと意思表示せずにビクビクしてるのが悪い」

と、キッパリ言われた。

市の教育委員会というのが、学校の先生とグダグダに馴れ会っていて、ほとんど何の役にも立たない、ということもこの時知った。

ある時、トイレに連れ込まれて「便器の水を飲め」と言われブチーンと切れた。私は、イジメリーダーの女の子の顔面に何度もストレートパンチを喰らわせ、立てなくなったところで、トイレの窓(3階)に連れて行き

「お前をここから落とす。生きていたいか死にたいか、選べ。生きていたいのなら、お前が顔面潰されて便器の水を飲め」

と言い放った。

他の女の子は、みんな恐怖のあまり失禁。本物の暴力には馴れていなかったらしい。(ちなみに私は引っ越し前、珍しい流派の空手道場に通っていた)

ボスが黙っていた(声が出なかった)ので、私はしたがう気がないと見なし

「よし、消えちまいな」

と言い捨てて、窓から投げ落とそうとした。しかし、そこで先生乱入。すぐに止められた。

その時は「チェ、殺りそこねたな。これで済むと思うなよ」と腹の中で思っていた。その後、職員室や校長室によばれ、あれこれ問いただされた。

「3階から突き落とすっていうのは本気じゃないだろうね?君はそんな生徒じゃないことはよく分かっているんだよ」

と優しく言われたので、

「いえ、本気です。今後は先生を当てにせず、自分で解決することにしました。次は、校内でテロ事件が起こると楽しみに思ってください」

と先生たちに宣戦布告した。校長先生は赤ら顔だったが、ドス紫に変わったのを今でもハッキリ覚えている。

数ヵ月後、校長先生はストレスからうつ病を発症して自宅マンションから飛び降り自殺してしまった。それについては気の毒に思っている。

しかし、父親はすでに翌々日に学校に呼び出されいて、ことの顛末を聞いて

「いやあ、ウチのバカ娘が申し訳ないww」

と口先だけヘラヘラ謝ったりしていたが

「お前よくやったなあ!!」

とフランス料理のフルコースを食べさせてくれた。

イジメの首謀者は、その後学校を中退したが、男にダマされて多額の借金を背負わされて鉄道自殺してしまった。

さらにその首謀者の両親は、先の自殺の件の鉄道会社から莫大な損害賠償を請求されて家庭が崩壊したあげくに練炭で心中してしまった。

しかし、あの瞬間、私は本気で相手を殺そうとしたことは間違いないが、もうその相手はいない。

我が子には絶対いじめをするなと教えている。モラルの問題だけでなく、後々復讐に遭って自分が殺されるハイリスクな行為だから。

嵐の熱狂的なファンがコンサートのチケットを落とした結果

従兄弟の数年前の体験談。幽霊関係ないけど。

当時、車の免許を取ったばっかりだった従兄弟。何かトラブルを起こしたら怖いと会社と家の間の移動はしばらく徒歩と電車だったそう。

そんな従兄弟、ある日残業で夜遅くまで働いていた。何とか電車に乗ることができ、電車を降りて駅を出てから家までひたすら歩く。

その家までの帰り道で従兄弟は何かが落ちているのを見つけた。革でできた何かは恐らく財布かパスケース。お人好しすぎる従兄弟はそれを交番に届けることに。

家に向かっていた足を方向転換させて逆の方向の交番へ向かった。途中の自販機でオロナミンCを買ってチビチビ飲みながら歩いていると前から人が歩いてくるのに気が付いた。


こんな時間におかしい!幽霊か!?そう思って前から歩いてくる人を観察したが顔もある、手もある、足もある。普通の人。

だが、普通の人がこんな時間に暗い道を一人で歩くか?そう思っていたら声を掛けられた。

「お前だろ?お前だろ?お前だろ?お前だろ?お前だろ?お前だろ?」

こんなことをブツブツつぶやいて近付いてくる。ここで従兄弟は幽霊じゃないけど別の意味でヤバイ人と確信。さらにその人は刃物?鋭いものを取り出して

「ニノニノニノニノ……」

などとワケの分からないことをつぶやく。ヤバイ、走らなきゃ。逃げなきゃ死ぬ。そう思っても足が動かない従兄弟。

相手は非情にも距離を詰めてくる。1歩、1歩、また1歩…………。

ここでとっさに従兄弟は飲みかけのオロナミンCを相手に投げつけた。相手がひるんでる隙にすかさずダッシュ。

回り道をして交番へ駆け込んだ。しばらくして冷静さを取り戻し個室で警察の人の事情聴取に答え、ついでに落し物を渡した。

警察「これ、何ですか?」

従兄弟「あの、刃物を持った人に会う前に拾った物で…………」

警察「財布?かなぁ……。」

すると、その財布的なものから紙切れがハラリと落ちた。あわてて拾い、それを確認する警察。

その紙切れはジャニーズの人気グループ、嵐のコンサートのチケットだった。ここで警察、従兄弟共にある考えが浮かんだ。

警察「こういうチケットって、入手できたらすごい貴重ですよね。落としたら気が気じゃなくなるだろうなぁ。」

従兄弟「あの、これってあの刃物持った人の物かもしれませんよね?あそこで大人しく渡しても良かったかも……」

警察「いや、逃げて正解ですよ。そこで正直にそれを渡して、もしその人の物だったらあなたが疑われて何をされるか分からなかった。」

そして警察がパトロールに行かせている物を現場に向かわせて、それから交番に来て従兄弟を家まで送ると提案した。こうして、従兄弟は何事もなく警察に家まで送り届けられて終わった。

後日、やはりあのチケットは刃物人間のものと確信。なぜなら、TVでやっていた嵐のステージの観客席に半狂乱の刃物人間がいたからだ。それくらい、奴は目立っていたらしい。

しつこくパーティーに誘ってくる知り合いがいた


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