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【天空の城ラピュタ】幻のエンディングが実在していた!ジブリ映画の裏ストーリー

ジブリ映画天空の城ラピュタに幻のエンディングがあった。
2016/06/10 UPDATE
 
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天空の城ラピュタとは

バルス!のセリフで有名な宮崎駿監督のアニメ映画です。

スタジオジブリ作品として制作された初の作品で、当時隆盛を極めていたロボット・SFアニメに対するアンチテーゼとして「子供向けのマンガ映画の復活」を掲げて企画された。宮崎駿らしい爽快な空中描写やスチームパンク的な世界観が高い評価を誇り、前期宮崎駿の集大成的作品となっている。

しかしアニメブーム全盛の1980年代中期においては、単なる「古臭いアニメ」と思われ、興行時はあまり良い成績ではなかったらしい。ちなみに当時は映画用に再編集されたテレビアニメ「名探偵ホームズ」が同時上映されていた。
宮崎が国民的映像作家の地位を固め、レトロフューチャーの世界観がブームになるのは1980年代末のことであり、本作が大衆に受け止められるのは公開後約3年を要した。

プロデューサーは高畑勲、音楽は久石譲。金田伊功・近藤勝也・名倉靖博らが原画として参加している。

天空の城ラピュタに幻のエンディングが存在した…

バルス! の呪文で有名なスタジオジブリの人気アニメーション映画「天空の城ラピュタ」。老若男女に愛されている作品で、いまもなお、ブルーレイやDVDが売れ続けており、テレビでも幾度となく放送されている。

・後日を描いたシーン
そんな「天空の城ラピュタ」に、幻のエンディングが存在するのをご存知だろうか? たった一度だけ、1989年に地上波で放送された、いつもとは違う「天空の城ラピュタ」。そのエンディングが、幻のエンディングと言われているのだ。なんと、通常のエンディングの後日を描いたシーンが放送されたというのである。

・パズーがシータの故郷にいるシーン
本来ならば、天空の城での騒動が終わり、空中海賊のドーラたちとパズーらが別れるシーンで物語は終わる。しかし幻のエンディングでは、パズーがシータの故郷にいるシーンが描写されていたというのだ。

・あのエンディングは何だったんだ!
1989年から長い月日が流れ、2000年代に入ってから「いまのラピュタって、昔のエンディングと違うんじゃない?」という噂が立ちはじめた。そして、多くの人たちが「私もそう思ってた! 今とは違うエンディングを観た記憶がある!」「あのエンディングは何だったんだ!」と声を上げだしたのだ。

・幻のエンディングを観たという情報
数人が「今とは違うエンディングを観た」というのなら記憶違いで済ませられる話だが、全国規模で幻のエンディングを観たという情報が飛び交い、大きな話題に……。この幻のエンティングとはいったい何なのか?

・スタジオジブリ作品関連資料集I
実はこれ、本編終了後、テレビ向けに作られたスタッフロールの背景に「天空の城ラピュタ」設定資料本のイラストが使用され、それを視聴者が本編と繋げて記憶していたために発生した騒動なのである。ちなみに、パズーがシータの故郷を訪れているシーンのイラストは公式本「スタジオジブリ作品関連資料集I」に掲載されているもの。また、本編のワンシーンもいくつか静止画で引用し、スタッフロールに使用していた。

・幻のエンディングの存在を否定
よって、幻のエンディングの正体は「テレビ向けのスタッフロールに使われたイラスト」だったのである。ある意味、シータの故郷を訪れているパズーのイラストは公式のものなので、「物語の後日談が放送された」というのは間違いではないが、イラストをあてがっただけなので、ジブリは幻のエンディングの存在を否定している。

公式には否定されていますが
シータの故郷を訪れるパズーのイラストをみると
色々なものを想像させられますね。

コメント

1
  • 1. てん
    2023-06-28 17:25:20 [通報]
    イメージボード4枚にスタッフ字幕をかぶせた簡易版エンディングとは2007年8月に都市伝説サイトに投稿された贋作です。1989年7月21日の映像はyoutubeで見れますが、「おわり」場面の背景が全く違います。テレビ局がやったのはラストのぶつ切りと「おわり」字幕の追加だけです。4枚絵の方は捏造と確定。「テレビ局が勝手に作った簡易版エンディング」も実在しないと確定です。
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